【映画】殺人の告白

22年目の告白」の元になった韓国映画です。「22年目の告白」と比較したかったのでレンタル屋から借りてみました。

基本的なストーリーは、当たり前ですが、同一です。

大きく異なるのは、韓国版ではアクション映画の要素があることです。遺族グループが告白者(日本版では藤原竜也が演じた役)に襲い掛かるという、日本版でもちょこっとあったエピソードにかなりのボリュームを割いています。

いくつもあるアクションシーンですが、最初の車のアクションシーンがコミカルでジャーッキー・チェン映画風でした。

これには問題を感じます。まずコミカルというのがこの映画の基調に全く合っていません。それに、ほかのアクションシーンは結構シリアスだったりもするので、統一性がありません。スポンサーの強い要請でもあるのでしょうか?

またアクションをしているのは、決して国際スパイとか武道の達人とかではなく、一般人と刑事です。刑事はギリギリ許せますが一般人ができるようなアクションではありません。見栄えがはしますがリアリティがありません。

また、時効(15年)になった事件の告白者にしては容姿が若すぎるのも気になります。これでは少年犯罪です。しかし事件の最中に接触しているのですから、犯人が少年でないのは分かっているはずです。

事件の動機も不明なままです。

荒削りです。

その点、後から作った日本版ではうまく作りこんでいますし、アクションシーンを削った分なのか、お金を使うべきところに使ったという様子で豪華な感じになっています。

ただ、テレビの生放送での対決で決着をつけた韓国版の方が自然です。日本版はそこから一ひねりしていますが、かえって緊張感を薄めてしまったように見えます。

それぞれ一長一短はありますが、日韓の共通した情念の強さ、というのを感じました。
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