FC2ブログ

【ウルトラセブン】第二十六話:「超兵器R1号」

ギエロン星獣登場

米ソの核抑止力体制をモチーフにした話だと思われます。

地球防衛軍は水爆の8000倍の威力を持つ惑星攻撃用兵器R1号を完成させます。地球に侵略する宇宙人がいたら、その母星ごと吹き飛ばそうという構想です。地球がR1号を持っていることを積極的に宇宙に知らせ抑止力とするのは、まるっきり核抑止の考えです。

この研究をしているのが美人科学者です。「ウルトラセブン」の世界だと美人が出てくれば凶悪な侵略宇宙人の変装というのが多いのですが、今回は純正の地球人です。

しかし、凶悪宇宙人並みに、恐ろしいことを計画します。しかもニコニコしながらなのでいっそう怖いです。

核兵器同様R1号も実験をしないとなりません。技術的な側面からも当然ですが、示威行為のための武器なのでやってみせることは大切です。

生物がいないと思われるギエロン星がその実験場に選ばれました。美人博士は大乗り気です。

しかしどうしたわけかギエロン星には生物(ギエロン星獣)がいました。ギエロン星獣は、復讐のためなのか地球にやってきます。もともとああいう姿だったのかR1号の爆発のせいであの姿になったのかは判然としませんが、ギエロン星が消滅した原因が地球にあると分かっていたようなので(偶然地球に攻撃を仕掛けたと考えるのは無理です)、みかけによらず知性は有しているか、有していたようです。

今まで最新兵器で武装したウルトラ警備隊をかっこ良く描いていた「ウルトラセブン」では、やや唐突な感じがしますが、時代背景を考えるとかなり硬派な作りです。単なる子供向けとは思えません。これが、いまでも「ウルトラセブン」が愛される理由だと思います。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

セブン第26話「超兵器R1号」について

こんばんは。
このエピソードは痛ましいです。本当に酷過ぎる。許してなんて言えませんよ。
ギエロン星獣は、きっとオカメインコに似た小鳥だったと思います。確かに、小動物であれば怪しい物体(調査用カメラの類)が迫ってくれば、岩の隙間にでも隠れてしまうから見つかりっこありません。ハナから無生物惑星と決めてかかった杜撰な調査が伺えます。

ギエロン星獣は超兵器で体をバラバラにされたら再生する(過剰な身体破壊に反応する)体質に変異したようですが、そんな彼が超兵器に頼らない普通のやり方(喉元を斬る)であっさり倒れてしまいました。この展開は、ギエロン星獣が身をもって「過度の超兵器に頼らなくても敵は倒せる」という事を示してくれたようなものと受け取っています。
その証拠に、ゴジラ映画の「怪獣大戦争」や「ゴジラ対ガイガン」では、地球人は科学万能主義の侵略者の盲点(生理的弱点や鉄壁の装備の脆い部分)をついて超兵器に頼らずに侵略者を撃退しています。地球防衛軍の科学者陣は、地球の平和を過剰に求めるあまりに大切なものを見失っていたのではないでしょうか?

ともあれ、地球人がギエロン星獣の死から何かを感じ取り目を覚ましてくれれば、彼の死は無駄では無くなると思います。
sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle