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【朝日新聞】特派員メモ:性的少数者の一票

7月21日 朝日新聞朝刊 国際欄より

引用します。

今月3日にあったタイの総選挙。女性に性転換した人たちが困っていた。投票に必要なIDカードが、男性だったことの顔写真のため、本人確認ができずに投票を断られる例があるという。
性転換者の多いタイだが、性別変更を認める法律はない。このためIDカードは元の性のまま。性転換者の協会は「学校でも病院でも選挙でも、いつも困っている」と法整備の遅れを批判した。
同性愛者のナティーさん(54)も怒っていた。異性間の夫婦と同様の権利を、同性同士のペアにも認めるようにしてほしいという。「愛する人が死に際にあっても、『夫婦じゃない』と病室に入れてもらえない。この苦しみを理解してくれる党がない」
2007年の参院選にレズビアンであることを公表して立候補した、元大阪府議の尾辻かな子さんを取材したことを思い出す。同様の問題を指摘していた。「違いを認めて多様性のある国を」と訴えた尾辻さんは、落選した。
少数者の声は、なかなか国政には届かない。誰からのものであれ、小さい声にも耳を傾けてこそ民主主義と思うのだが (吉田大輔)


性的少数者であっても民主主義である以上、他の人と同様の権利を持つのは当然です。最後の「誰からのものであれ、小さい声に耳を傾けてこと民主主義」という主張には全面的に賛成します。これを前提のうえで、以下私見を述べます。

このコラムは、以下の三つの事実を紹介しています。

1.タイの選挙で性転換者が、前の性だった時の顔写真のIDカードしかないため、投票できなかった。
2.タイで同性愛者がパートナーの死に際に病室に入れなかった。
3.レズビアンの元大阪府議が2007年の参院選に落選した。

まず、1番目です。IDカードの写真と実際の容貌が違っていたら、本人と認めない、というのは当たり前のことです。差別でもなんでもありません。性別変更を認める法律があっても、写真と実際が違っていたら投票できないという問題は解決しません。

2番目は、改善すべきだと思います。

3番目は、まるで同性愛者だから参院選に落選したかのようなことを書いていますが、こういうことはおおっぴらに主張すべきではありません。民主主義なのですから有権者の出した選挙結果は素直に受け取るべきです。

一般的には差別はなくすべきですが、自分の希望が通らないことを薄弱な根拠で差別のせいにするのは不毛ですし、不健全だと思います。もう少し丁寧に論理を展開してほしいです。

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