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【テレビ】ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争〜宮崎駿×宮崎吾郎」

8月9日 NHK

映画「コクリコ坂から」の製作裏話。監督の宮崎吾郎氏と、巨匠である父宮崎駿氏の葛藤を描きます。ただ、「戦争」という表現はあっていません。互いに意識しあっているのはわかりましたが、直接的な衝突は起きていません。

当初、駿氏は口出ししないように心がけていたようですし、吾郎氏も口出しさせないようにしていました。しだいに、駿氏が介入をはじめると、吾郎氏は多少のためらいを見せながらも意見をいれていきます。

内面では「戦争」があったのかもしれませんが、視聴者はそれを想像するだけです。

おそらく、NHKとしては、息子の成長を認める父親といった絵を撮りたかったのでしょう。撮影を許可したジブリ側も、「コクリコ坂から」の宣伝になるようなドキュメンタリーにして欲しかったに違いありません。

しかし、駿氏が最後に口にする言葉は「少しは脅かせって、こっちを」というものです。全面的に評価していないようですが、全否定とも言い切れません。結局、駿氏が「コクリコ坂から」の出来をどう思っているのか視聴者にはわかりませんでした。

吾郎氏の方も、父親を意識しながら、ジブリでの仕事にこだわる理由を明かしていません。なぜ巨匠と呼ばれる父親のそばで、なおかつ父親の影響から逃れようとしているのか、視聴者には伝わりません。

歯切れの悪いドキュメンタリーになってしまっていました。しかし、それが故に、作り物でない緊張感を伝えてくれました。

ドキュメンタリーとしての評価はともかく、よいものを見た気がします。

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