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【朝日新聞】菅さん常識外れ でも根底には思想

8月12日朝日新聞朝刊オピニオン欄に高崎経済大学の國分功一郎准教授のインタビュー記事が載っていました。引用します。

菅直人首相が、ようやく退陣の覚悟を決めた。「辞任」を示唆した覚書から2カ月ちょっと。思いつき、場当たり、利己主義者。そんな批判も非難もものかは、首相のいすに座り続けた。一体なにを考えているんだろうと思っていたら、菅首相の発想には、震災後の日本を作る新たな哲学が見えたという。それってホントですか。

ようやく退陣を決断しましたが、菅直人首相は評判が悪かったですね。

 「はい。ただ、なぜ批判されていたのか、その理由ははっきりしないと感じていました。それに私は菅首相は評価すべき発想の持ち主であるとも考えているんです」

えっ? 場当たり的、思いつきだけの菅さんのどこを評価するのですか。

 「確かに常識はずれだから有権者からみるとワケがわからないかもしれない。でも、場当たり的に見えて、その根っこには彼自身の思想がある。それは制度を大切にしようという思想です。今後の日本や民主主義を再構築していく上で重要な発想です」

でも、菅さんが何か制度を提唱したという記憶がありません。ましてや思想なんてとんでもないと思います。

 「そうでしょうか。就任当初『最小不幸社会』を実現する、と言ってました。これは社会に付きまとう不幸、貧困や病苦などをうまくみんなで分け合う制度を整えようという考えです。辞任3条件の一つに掲げた再生エネルギー特別措置法案も、自然エネルギーの普及という目標を掲げた上で、実現を促す制度を導入しようという考えです」
(後略)


この後、近代の政治哲学は立法権のみを論じてきて、行政権についてはなおざりにされてきた、と指摘します。

なかなか考えさせられる論考だと思います。

國分氏のインタビューはともかく、インタビュアーが「取材を終えて」でとんでもないことを書いています。

人間は生来、好き勝手に生きる権利、つまり自然権を持っている。しかし自然権は法や慣習によって覆われ、人々は行使を自制しているにすぎないと、ホッブズは説いた。
 我々は今、秩序に従って自制的に生きている。しかし菅首相は自然権を振り回し、ひとりホッブズ的な世界を生きていた。そう考えると、このまったく理解不能だったリーダーの振るまいに、説明がつく気がする。(秋山惣一郎)


インタビュー内容でまったく触れてもいないことを好き勝手に書き散らすのは、インタビュアー失格です。せっかくインタビューに応じてくれた人にも失礼な態度だと思います。

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