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【朝日新聞】どこにでもいる北朝鮮シンパ

5月12日朝日新聞朝刊、国際面。シリーズ「動く朝鮮半島」。今回は米国の北朝鮮問題専門家K.A.ナムクン氏(韓国系米国人。上海で生まれ、幼少時を日本で過ごす。元カルフォルニア大学バークレリー校東アジア研究所副所長で、北朝鮮に独自の人脈を持つことで知られる)のインタビュー『北朝鮮、米との「取引」に自信』を引用します。

(略)
 歴代米政権は、北朝鮮が犯した罪を認めるなら、経済制裁解除や食糧支援などの見返りを小刻みに与えるやり方だった。だが、トランプ氏は違う。「もし君たちが我々に『大きなもの』を与えるのなら、我々も『大きなもの』を与える。君たちが同時に取引することを主張するなら、それで結構」という態度だ。ビジネスマンで、これまでとは全くタイプが異なる。
 北朝鮮は時間稼ぎをしているのではない。これは1990年代初頭の「朝鮮半島の非核化に関する共同宣言」へ回帰するという決断だ。正恩氏はトランプ氏が大統領のタイミングに、祖父・金日成主席の遺訓に戻り、国を開こうとしている。
 正恩氏は核能力を失うことを恐れていない。米国が脅威でなくなれば、北朝鮮は核兵器を手放す。非核化することで攻撃される恐れがなくなれば、北朝鮮の経済はロケットのように上向くだろう。国民は豊かになり、正恩氏のもとには核兵器を保有していた頃より多くの人々が集まるはずだ。
 米朝首脳会談は大成功すると思う。ただし、米朝の合意は「平和のための非核化」という基本原則で、その後は両国の外交官が詳細を詰めることになる。
 米朝合意後の成功は、両国がどのくらいの早さで、具体的かつ大胆な措置を講じることができるかにかかっている。例えば、核実験場の閉鎖は大胆な措置だ。米国はこれに報いることになる。「Big Step For Big Step(大きな措置には大きな措置で)」。この機運が最も重要だ


トランプ米大統領は、従来の支援を「小刻み」に与えるやり方を否定し、「『大きなもの』を与えるのなら、我々も『大きなもの』を与える」方針だ、と称賛しています。

なるほどと思い読み進めると、びっくりすることを言い出します。

>核実験場の閉鎖は大胆な措置だ。米国はこれに報いることになる

核実験場の閉鎖は小刻みではないからこれに報いるべき、という主張です。

核実験場の閉鎖など、とてもではありませんが大きな譲歩ではありません。これに見返りを与えるのは、従来の政権のやり方であり、現在の北朝鮮の要求そのものです。

北朝鮮シンパなのでしょう。

米国との緊張が解けたら北朝鮮が「ロケットのように上向くだろう」という予想はたわごとにすぎません。世界のたいていの貧しい国は大国と緊張関係なんて持っていませんが、貧しいままです。国を豊かにするのは簡単なことではありません。

真面目な話、これから北朝鮮はなにをやって国を富ませるつもりなのか見当もつきません。米国と国交を正常化したとしても、金王朝が倒れたとしても、援助なしでは貧しいままでしょう。
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