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【朝日新聞】重要な隣国とは?

5月26日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「私の視点」のコーナー。東亜日報東京特派員張源宰氏の『消えた「重要な隣国」 自分の目で見た結論なら』

 日本にとって最も重要な隣国は、どこだろうか。
 それぞれ考えがあると思うが、日本政府の見解は、今年3月1日まで「韓国」だった。外務省のホームページは「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と記していた。
 その表現は削除され、今はない。同省担当者に経緯を尋ねると、答えは「総合的に判断した」だった。
 6月に帰任する私が日本で暮らした4年間で、韓国の記述は3回も変わった。「自由と民主主義、市場経済などの基本的価値を共有する重要な隣国」から、「最も重要な隣国」、「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」を経て、重要な隣国という表現がなくなり、今日に至る。
(略)
 隣国への認識が、ほぼ毎年のように変わるのは普通でない。同じ時期の米国やロシアの主な記述は、ほとんど同じだ。日中関係は「共通の戦略的利益に立脚した互恵関係」から「最も重要な二国間関係の一つ」と、むしろ改善した。
(略)
 昨年、日本を訪れた韓国人観光客は714万人、韓国を訪れた日本人観光客は231万人だった。人口が日本の方が倍以上あることを考えれば、実にアンバランスだ。
 日本で私は韓国を大嫌いな人とも出会ったし、ヘイトスピーチには失望した。多くは韓国に行ったこともなく、よく知らない人たちだった。
 もちろん、韓国を自分の目でみれば考え方が変わるなどと優等生的なことを言いたいのではない。人々や文化に接し、感動し、あるいは失望してたどりついた結論が「韓国は最も重要な隣国でない」なら私は納得する。危ういのは、ジェットコースターのように変わる政府の見方を人々がそのままうのみにすることだ。
 まもなく、私は韓国に帰る。経験した日本を伝えながら、ありのままの隣国を見に訪れる日本人の友人たちを待つつもりだ。



3年前に外務省の記述が話題になったので、このblogでも取り上げました。ここです。

その後ニュースになっていなかったので気にしていなかったのですが、張氏によれば文言がどんどん変わっていったようです。現在の記述を確認したところ「日韓間には困難な問題があるが,これらを適切にマネージし,様々な分野で協力を進め,日韓関係を未来志向で前に進めていくことが重要。」となっていました。ここです。

特派員という立場上張氏が外務省の記述を気にするのは分からないでもありませんが、普通の日本人はそんなものを気にしていません。「ジェットコースターのように変わる政府の見方を人々がそのままうのみ」しているというのは間違いでしょう。

韓国嫌いが増えたのは、外務省の記述のせいではなく、マスコミを通じて伝わる韓国の実態が知れ渡ったからです。

外国への好感度が、その国の人と知り合うとこと影響する(良くなるだけでなく悪くなることもありますが)というのは理解できます。

しかし、韓国の印象を変えるために、日本人が韓国人や韓国文化に触れることを求められても迷惑です。世界には200カ国もあります。200カ国もの人・文化に触れことはできませんし、他の国より韓国を優先して接する理由もありません。

だいたい旅行者の数がアンバランスだという苦情は迷惑です。旅行なんて行きたい人間が勝手に行くのです。国が国民に”韓国に旅行しろ”と命令することなんてできません。多分、日仏とか日伊でも旅行者数は日本からの方が多いと思いますが、問題視する声を聞いたことはありません。

結局のところ、韓国を優先的に扱ってください、という無茶な要求をしているだけだと思います。
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