FC2ブログ

【朝日新聞】北朝鮮の代弁者

5月31日朝日新聞朝刊オピニオン欄。北海道大遠藤乾教授(国際政治)の「北朝鮮の攻撃意図を減らせ」より

(略)
 この間、南北は接近し、中朝もよりを戻した。中韓のいう非核化は、内容や道筋の点から日本とずれる。頼みの米大統領は、歴代大統領がしえなかったことを自ら成しとげたと見せつけたい。暗転はありうるが、米朝は接近を模索している。
 その結果、開戦前夜といわれる状況は南北・中朝接近のなかで反転し、戦争は非常に困難となった。ならんで、制裁の実効性に疑義がつきまとう。カギは中国だ。北の貿易の9割がたは中国とのものだが、すでに、中朝国境では人と物の行き来が再開しているといわれる。
 結局、北朝鮮にはたいして恐れるものがない。今後も非核化の演技を続け、少なくともしばらくは核とミサイルを保持することになろう。
 そんななかで、米朝対話が進むとなると、米国による核の傘の意味がかわりうる。それに応じて、日本は目標とそれへの接近法を再考することを余儀なくされる。
 安全保障論のいろはだが、脅威とは物理的能力と攻撃意図の積である。日本が追求してきた非核化は核の物的廃棄であり、前者に関わる。それを追求しつつ当面叶わぬのなら並行して後者を減ずるほかない。
 いま考えるべきは、北の攻撃意図をどう減ずるか、それに資する政策手段は何かである。たとえば、非核化に向けた具体的行為があれば、それに合わせ、個人・団体を対象としたものなど、象徴的な独自制裁から緩和や解除を模索してもよかろう。そうしたサインの交換と全般的な関係改善のなかで、遠目にみる核廃絶への移行期においても、日本の安全を確保することが求められる。


口調こそ違うものの、これは北朝鮮が主張している段階的非核化です。北朝鮮がちょこっと譲歩したら援助を与えよというものであり、最終的に核を廃絶する前にちゃぶ台をひっくり返して援助をただどりさせようという計画に過ぎません。

援助をすれば、当面北朝鮮からの攻撃はないかもしれませんが、その間に北主導での南北統一という今以上にやっかいな事態になるかもしれません。また核兵器が世界に拡散していく契機になるかもしれません。

他所の国の国際空港で毒ガスを使った暗殺を決行するような国を、まともな国として扱うことはできません。

こういう北朝鮮の代弁者(直接指示されているのもいれば、勝手に代弁しているのもいるのでしょうが)が最近目立つようになってきたというのは、それだけ北朝鮮の影響が日本国内に及んでいるということですので、不気味な感じがします。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle