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【朝日新聞】カメラで北朝鮮が捉えられるのか?

6月9日朝日新聞夕刊のトップ記事。「カメラが捉えた、北朝鮮のいま 二つの写真集、相次ぎ出版」より

 全体主義、核開発や拉致問題などネガティブなイメージが先行する北朝鮮の姿を、先入観を排してとらえ直そうと試みる写真集が、相次いで出版された。撮影したのはともに40代の男性。現地で出会った市井の人々の表情を、ありのまま伝えようとしている。
 週末を楽しむ人たち。思春期の少年のニキビ。赤ん坊を抱く母親の視線――。北朝鮮も韓国も、政治体制や思想、文化は違っても、人の楽しみや悩みに大きな違いはないのではないか。
 大阪市の菱田雄介さん(46)は昨年末、そんな視点から「border | korea」(リブロアルテ)を出版。
(略) 
 日本では異質さや脅威ばかりが強調される北朝鮮だが、「固定化した価値観に一石を投じたかった」と菱田さんは言う。「テレビで平壌の映像が流れたとき、映る人たちの顔を見て『この人たちも人間なんだ』と思えない社会は、不幸だと思う」と問いかける。
 東京都の写真家、初沢亜利(はつざわあり)さん(44)は今年5月、北朝鮮で撮影した2冊目の写真集「隣人、それから。38度線の北」(徳間書店)を出版。経済制裁下でも独自の発展を続ける北朝鮮社会が記録されている。
(略)
 拉致問題で日本国内に反北朝鮮の感情が高まったことに違和感を覚え、「落ち着いた頃に、北朝鮮で生きる人の姿を写真で示したい」と10年に初訪朝。12年に1冊目を出した。
(略)


敵対している国でも、いや敵対している国だからこそ、実情を知る努力は必要です。その意味で、この二人の活動は評価すべきなのかもしれません。しかし、素直には受け取れませんでした。

まず、記事にも触れられていますが北朝鮮では自由に写真をとれたりインタビューできたりはしません。したがって彼らの写真は決して北朝鮮の「ありのまま」ではありません。

菱田氏の「テレビで平壌の映像が流れたとき、映る人たちの顔を見て『この人たちも人間なんだ』と思えない社会は、不幸だと思う」という発言も変です。

誰も、平壌の映像に写る北朝鮮人をみて人間でないなんて思ってません。

初沢氏の「拉致問題で日本国内に反北朝鮮の感情が高まったことに違和感を覚え」というのも釈然としません。同じ国の民間人が誘拐されたのですから多くの人が反感を持つのは不思議ではありません。初沢氏が怒らないのは個人の自由ですが、他人が反北朝鮮感情を持つことに違和感を覚えるというのは普通ではありません。

そもそも同じ時期に、北朝鮮の市井の人をテーマにした写真集が二つでるというのは不自然です。北朝鮮政府のなんらかの作為が働いていると考えざるをえません。
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No title

指定された場所しか撮影出来ないのであれば検閲受けてるのと同じ。
そんなシロモノが真実?
失笑もんです。

Re: No title

iおっしゃる通りだと思います。
きわめて胡散臭い人たちだと思います。

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えいび

Author:えいび
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