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【時事問題】居合道の昇段不正問題

居合道の昇段審査で不正な金銭授受があったことが話題になっています。朝日新聞の記事「50年前から昇段不正か 有力者に現金 居合道」より引用します。

 全日本剣道連盟(張富士夫会長)が主催する居合道の昇段審査などで不正な金銭授受があった問題で、受審者が合格させてもらう目的で審査員らに現金を渡す行為が、昭和40年代ごろには始まっていたことがわかった。約50年にわたって不正が続いていた可能性が浮上し、伝統ある武道の段位や称号の信頼性が大きく揺らいでいる。
 関係者によると、居合道の昇段審査に影響力がある有力者に現金を渡す行為は「○○詣で(○○は影響力のある人物の氏名)」と呼ばれ、昭和40年代ごろには始まっていたとみられる。全剣連の調査に対し、高齢の有段者から「昔は審査を受ける時に有名な人のところへ行かなきゃいけなかった」という証言も出ていて、不正が世代を超えて受け継がれてきた疑いがある。
 全剣連は2012年と16年に、受審者から審査員や指導者らに対して計2件の金銭授受があったと認定。「審査に近接した時期に金銭を授受する不適切な慣行が古くから存在していた」とも認めているが、2件以外は「証拠がなければ処分できない」としている。新たな調査についても「今後このようなことが起きないようにフォローしていく。現時点では、これ以上の調査や処分は考えていない」としている。


全日本剣道連盟も2件について「不適切」と認定していますので、部外者の私が言うのもなんなのですが、ちょっと首を傾げました。

古くからある芸事にはこういう金銭授受はつきものだと普通に思っています。長唄などで名取になるになるのに「お礼」を出したというのは私の知人が体験しています。

表立って”そのお金はどういう意味だ?”と問われると答えにくいものですが、その世界で慣行として成立しているのであれば第三者がとやかく口を出すことでもないように思います。

現代的なスポーツの価値観だと、客観的に計れる実力で段位を認定すべきということでしょうが、もともとの世界はそういう杓子定規なものではなかったように思います。昔は、実力以外の要素を考慮して免許皆伝にしていたのではないでしょうか?

ただ審査を受ける人が不満を口にするとややこしくなります。吉良上野介に届けるべき賄賂だか束脩だかを潔癖症の浅野内匠頭が送らなかったのが赤穂事件の原因と言われていますが、それを連想しました。

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