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【朝日新聞】前首相・野田佳彦氏のインタビュー

9月8日朝日新聞朝刊オピニオン欄。前首相・野田佳彦氏のインタビュー記事です。

野田氏のことは、民主党の3人の総理の中では一番まともだったと評価していますが、このインタビューはちょっと残念です。

――今の政治をどう見ますか。
 「私の長い議員生活で、かつてないほど議会制民主主義がないがしろにされた、と思います。(略)
 ――しかし今の状況を生んだのは、安倍さんとの党首討論で彼の主張に応じて解散した結果、事ここに至ったと思います。野田さんの「製造物責任」は軽くない。
 「解散が2012年の11月です。衆院議員の任期は翌年8月までだったので、その間にどこかで解散しなければいけない。私はあの時点しか選択肢がなかったと思うんです。ただ、結果的には敗れたわけで、その後の5年間の安倍政権を、製造物責任と言われたが、そういう事態を招来したということはご指摘の通りなんだろうと思います。私に結果責任があることは事実です」
 ――安倍政権の支持の理由に「他よりよさそう」が多いです。
 「民主党政権の3年3カ月のいわゆる業績評価の結果は敗北ですから、厳粛に受けとめます。ただ、やろうとしたことは、安倍政権が子育て支援だとか教育支援などをかぶせて、今、政策で進めている。つまり方向性としては正しかった。道半ばに終わったということだと思います」
 「しかしチームワークに問題があった。自民党は政権を維持するため、何があっても、最後はまとまるという知恵がある。我々にはそれがなかった。消費税は大激論を何度もしたけど、1回はまとまる。でも2~3カ月たつと、また振り出しに戻った議論をする。その有り様に、国民の不信感が強くなったんじゃないでしょうか」
  ――政権奪還は道遠しです。
 「衆議院で小選挙区比例代表並立制という選挙制度がある以上、野党がばらばらで勝てるわけがないと皆分かっている。連携は当然やらなければならない。その前提の中で早急に来夏の参議院選挙の1人区の候補者を決めていく。同時に身近な選挙などでしっかり連携する。党幹部になっている衆議院の人たちは総選挙を考えて、早く連携に向けて歩みを始めなければいけない時です。その際、触媒の役割を我々は果たさなければいけない」



野党の現役政治家に現在の政権の評価を訊けば、”最悪だ”というに決まっています。これはお約束みたいなもので、真に受けない方がよいと思います。引退後に改めて対峙した政権の評価を訊いてみたいです。


野田前総理の解散で民主党は政権から滑り落ちたのは事実です。しかし判断を下したのは有権者です。解散をした野田氏が責任を感じるというのは傲慢です。

そもそもどのタイミングで解散しても、あるいはしないで任期切れになっても、民主党の敗北は予測されていました、

責任を感じるべきなのは、解散したことではなく国民の支持を失ったことです。

記者の誘導はあったにせよ”製造物責任”などという斜に構えた言葉を使うのは誠実さを疑います。


民主党敗北の理由を、チームワークに問題があったと考えているようですが、これでは足りません。

こういうことは、あてづっぽうみたいなことでいうのではなく、データを根拠にすべきです。

なぜなら、チームワークが悪かったから負けたのだと考える人たちは、今後はチームワークを大事にして野党統一でやっていこう、という結論になります。政策のすり合わせができていなかったから民主党は敗北した、と考える向きは、野合はやめようという結論になります。

自分の主張する方向に進むために勝手に敗北の原因を決めているようなものです。

調査会社を使うなり自分たちで調査するなりして、政権奪取の時に票を入れてくれながら自民党に鞍替えしたり棄権した人たちがなにを考えていたのかを客観的に把握するのが大事だと思います。


野田氏の本を読んだことがあります。
参)【本】民主の敵 政権交代に大義あり

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