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【朝日新聞】記者有論:水戸黄門 終了で試される地元力

8月27日 朝日新聞朝刊 「オピニオン欄の記者有論」というコーナーでTBSの「水戸黄門」終了による水戸市についてのコラムが載りました。

引用します。


TBS系の長寿番組「水戸黄門」の年内終了が7月に発表されると、ゆかりの地の水戸市ではうろたえる人が相次いだ。8月2日には、市長らが同局に撤回を直訴した。
水戸の経済は東日本大震災後、原発事故の風評被害も相まって疲弊。今年5月に初当選した高橋靖市長は、全国区の「黄門」を観光の牽引役に復興を、と考えていた。その矢先の打ち切りの決定とあって手をこまねいているわけにもいかずに取った直接行動だったが、負い目もあった。
懐を痛めずに42年間も全国ネットでPRしてもらい、例年、レギュラーの俳優陣に8月上旬開催の「水戸黄門まつり」を盛り上げてもらった。
(中略)
テレビ番組やイベント頼みの都市は水戸に限らないだろう。しかし、それはあくまで「呼び水」で、地元の創意と熱意に基づく取り組みが求められているのではないか。
少し手前みそめくが、私の自宅のある埼玉県川越市は89年のNHK大河ドラマ「春日局」で火がつくと、官民で蔵造りの街並み整備や景観の保存などを展開。個人商店も頑張った結果、観光スポットをつなぐ回遊性が確立し、通年のにぎわいが生まれた。昨年は約610万人が訪れた。
もちろん、回遊性と言っても実現は難題だ。水戸の場合、商店街の連携が薄く、新しいことに挑戦する商店街がある一方で伝統やプライドが邪魔して動きが鈍いところもある。結果、他の都市同様、中心街は空洞化したままだ。
(後略)
水戸総局 猪瀬明博


テレビ番組だけを頼りに観光客を集めるのは限界がある。テレビ番組をきかっけとしながらも地道な努力で何度も来てもらえるような地元にすべき、との提言です。

私には納得できません。どこもかしこも観光客を誘致はじめても、人が観光に使う費用は有限なので、観光客の奪い合いが起きます。競争に負けて破綻した自治体さえあります。自治体は私企業ではありませんから、一か八かの勝負などしてはいけません。

もともと観光客が来てくれる自治体が適切な観光資源への出資をするのは結構ですが、すべての自治体がやっていいことではありません。また、自治体の長がテレビ局のお願いしにいくなど、みっともない限りです。
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