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【朝日新聞】死刑制度の議論のためにどういう情報が欲しいの?

9月10日朝日新聞の死刑制度の特集。東大名誉教授ロバート・キャンベル氏の「議論する情報 あまりに不足」を引用します。

(略)
私自身は、死刑が廃止に向かっている海外の考え方に整合性があると思います。冤罪の問題や、死刑が犯罪抑止につながるデータがないということに加え、民主主義国家が人の命を奪うことにくみすることができません。
 日本の死刑執行の方法にも違和感があります。すべてベールに包まれていて、清潔に、においもなく、きれいに処理されていく。来日して初めて知った時、とても驚きました。執行の直前、死刑囚の目を布で覆い感覚器官を一つ奪うこと、絞首刑そのものの残忍さも無視できません。
 米国では執行に記者や被害者の家族、時には加害者の家族も立ち会い、何が行われたか、詳細に報道されます。命を絶つということが可視化され、報道を通じて知ることができます。
 執行の現実を直視するため、日本でもまず情報を求めることが大事だと思います。死刑制度に賛成、反対のいずれの立場であるにしても、議論のための情報があまりに不足しています。
(略)


死刑囚の目を覆うのは残酷だというのは違和感があります。映画なんかだと、銃殺刑に処せられる思想犯が目隠しを拒否して”独裁者打倒!”とか叫んで死んでいくシーンがあります。目隠しは、むしろ温情ではないでしょうか?

それはともかく、米国では被害者・加害者の家族が立ち会うそうですが、日本と比べて特に良いとも悪いとも思いません。可視化がそんなに大事なら昔みたいに広場で処刑すれば、今だったらテレビやネットで中継すればいいのでしょうが、そういう提案でもなさそうです。

どうも、一般の日本人は死刑の情報を持っていない、情報がないから議論もしない、だから死刑制度が残っている、という決めつけがあるみたいです。しかし具体的にどういう情報が必要なのか提案がありません。

知識人の傲慢さを感じました。


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