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【テレビ】BS1スペシャル「脱北者の終わらない旅~南北融和ムードの中で~」

9月15日NHK-BS1で放送したNHKのBS1スペシャル「脱北者の終わらない旅~南北融和ムードの中で~」の感想です。

北朝鮮から韓国に逃れた脱北者の現在を追います。

融和ムードにつつまれる韓国では、北の政権に批判的な脱北者が白眼視されるようになりました。そして同時に警察からは(たぶんスパイかもと疑って)毎週のように訪問を受け、まるで監視されているような日々を送っています。

こうした状況の中、脱北者のなかで韓国を出て別の国に移住しようとする動き(=脱南)も出ています。

ある漫画家は、脱北者の心情によりそった漫画を発表していましたが、南北融和ムードのためかしだいに読者を失い連載打ち切りを迫られました。

ある画家は、南北融和に賛成の立場から、北朝鮮を題材にした絵を描いていましたが、個展を邪魔されることがあり、ドイツへの移住を決めました。

ホールスタッフとして働く女性は、韓国内の差別や偏見に耐えかね、娘とともにカナダへの移住を模索しています。

■感想
テレビで紹介した脱北者には共通して「甘え」があるように思いました。

人気がなくなった漫画が打ち切られるのは至極当然です。「脱北者」にこだわらず読者がもとめるテーマを見つけて新しい連載を考えるのがプロの漫画家としてのあるべき姿です。自分が描きたいテーマを受け入れなくなった韓国社会が狭量だと責めるのは「甘え」です。

北朝鮮を題材にした絵に良くも悪くも反応があるのは韓国だからです。ドイツ人が興味を持ってくれるとは思えません。韓国で成功できないからドイツで、と考えているなら「甘い」と言わざるを得ません。

カナダに行けば脱北者への偏見はないでしょうが、関心も持たれないでしょう。手に技能もないのに言葉の通じない国に行って成功するとは思えません。

韓国人の脱北者へのまなざしは決して暖かいものばかりではない(対北強硬派からすればスパイではないかと疑われ、対北融和派からは融和ムードに水をさす存在と思われ)とは思います。しかし脱北者が韓国社会に適応できない理由はそれだけでなく、自由競争社会というものが分かっていないというのもありそうです。
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えいび

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