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【朝日新聞】頭脳スポーツで男女の壁はあるのか

10月18日朝日新聞夕刊の記事「囲碁、女流棋士の採用広がる 日本棋院、女性枠に新たな基準設定」より引用します。

 囲碁の日本棋院は来年度から、これまで年1人だった女流棋士の採用枠を広げる。囲碁の普及活動に加わってもらうことや、女流の世界チャンピオン育成を目指す。
(略) 
 日本棋院の棋士は、男女を問わない「正棋士」と「女流棋士」に大別される。年5人採用の正棋士試験を突破した女性は、03年の謝依旻・現女流本因坊以来、現れていない。結果として年間に誕生する棋士は、男性5対女性1の割合で固定されてきた。
 プロの実績をみても、名人など七大タイトルは男性が独占。女性は予選を勝ち上がっても、本戦で勝ったことはない。頭脳スポーツの囲碁に男女の壁はないはずだが、男性優位が続いてきたのは、囲碁に興じる男性が女性に比べ圧倒的に多かったため、といわれる。裾野が広いほど、そこから天才が生まれる可能性が高まるからだ。
(略)


頭脳スポーツの囲碁に男女の壁はないはず」という信念には根拠が薄弱です。体を使うスポーツに男女差があるのは誰しも認めるところですが、脳も体内にある以上、性別による差がないとは言い切れません。

言い切れないどころか現実に「年間に誕生する棋士は、男性5対女性1の割合で固定され」ています。将棋界になると女性でプロ棋士になった人はまだいません。学者の世界では女性も活躍していますが男性ほどではありません。ノーベル賞の科学部門の受賞者はたいてい男性です。

これらの男女差が環境によるものか、もともと存在する性差によるものなのかは計りづらいところです。しかし「囲碁に興じる男性が女性に比べ圧倒的に多かったため」という推測は的外れです。プロになったりタイトルを取ったりというトップクラスの差を、競技人口の差では説明できません。女性の競技人口が増えても減っても、ある個人が勝つか負けるかには影響しないからです。

私の推測ですが、長時間集中して頭をフル回転させる「体力」の違いとか、勝利に喜びを感じる闘争心の違いとかが影響しているのではないかと思います(証明しようがありませんが・・・)。

現実に性別による違いが出ているのに、かたくなに環境の影響しかありえない、と決めつけるのは、頭が固いとしか思えません。
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