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【朝日新聞】大勢順応しているのはどちらなのか?

10月21日朝日新聞朝刊「日曜に想う」のコーナー。編集委員・大野博人氏の「大勢順応という時代のわな」より 

(略)
 ネット社会では、人はしばしば少数派に陥ったような心細さに襲われる。まるで半世紀以上も前の教室で孤立した学生のように。
 たとえば米国のトランプ大統領を賛美するネット空間に入り込めば、違和感を抱いても判断が揺らぐ。メディアが真実を突きつけても「フェイクニュース」だと信じる側に傾く。森友・加計問題は大した話ではない、という言説があふれるところに身を置くと、なにやらそんな気がしてくる。
(略)
 今、内外の政治を包む空気は右傾化やナショナリズムの高まりと呼ばれることが多い。けれど、むしろ支配的なのは大勢順応の気分ではないか。
 自民党の総裁選挙では、安倍晋三氏への支持は党員票では55%だったのに国会議員では82%という高さだった。ネット空間ではないけれど、永田町もまた狭く閉じられた空間なのだろう。そこで大勢順応に流されていく議員たちの心の動きが透けて見えるような数字だ。
 もっとも、少数派だけが集う空間に浸れば、今度はそこでの多数派に影響されるかもしれない。
 同調を重ねながら、人は自分の意見を見失っていく。
(略)
 自分の考えは大勢順応ではないか。時代のわなに陥らないためには、そう自問し続けるほかない。


自分の意見は根拠を持って自分で出した結論なのか大勢に順応してのことなのかを確認するのは難しいということを言っています。

たしかに難しい面はあります。トランプを支持している方が大勢順応なのか、不支持層が大勢順応なのか、一概には言えません。安倍首相を支持した82%の議員が流されたのか、逆に45%党員がよく考えずに対立候補に入れたのかも即断できません。

しかし、「自問し続ける」といった心がけみたいなこと以外にもやり方はあります。

自分と対立する意見を充分に論破しているかどうかを確認することです。

森友・加計問題が問題だと考えている人は、大した話でないという意見を充分に反論しているかを確認し、逆に大した話ではないと考えている人は問題とと考えている意見を論破できているかを確かめます。

私が見るに、森友・加計問題で朝日新聞はひたすら騒いだだけで、問題なんかないという意見に反論するどころか無視してきました。一方、元財務相の高橋洋一氏などはマスコミ報道を検討し批判した上で問題視するに足りないという結論を出しています。

大野編集委員は「自問し続けるほかない」と自省しているようなことを言っていますが、本当は「トランプ大統領を賛美」し「森友・加計問題は大した話ではない」と考え「安倍晋三氏への支持」する層が、何も考えずに大勢順応していると決め込んでいるのではないでしょうか?
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