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【朝日新聞】医師の働き方改革

1月28日朝日新聞朝刊。オピニオン欄。特集記事「医学部入試不正、性差別を医師らはどうみる」から内科医の山本佳奈氏の「働きやすい環境づくりが必要」より

(略)
 医療の世界は男社会です。大学5、6年生で各診療科を見学してまわった病院実習の時、私が女性だから「9時~5時で帰れるからいい」と特定の診療科を勧められたり、外科ではある女性医師が「あの人は女を捨ててる」と言われていたり。結婚や出産を考えると、「私ならこういうことはできるかな」と、選択肢を消去法で消していかざるを得ない現実に直面しました。
(略)
 女性医師を増やすには、女性が働きやすい環境をつくっていくことが必要です。他には、医師全体のパイを大きくすればいいと思います。入試がフェアであれば、自然と女性は増えてくる。患者さんにとってもメリットがあるはず。そして、この世界の男社会のような雰囲気をなくしていかないと問題は変わらないと思います。そのためにも、女性医師がもっと増える必要があります。


「医師全体のパイを大きくすればいい」というのは、ちょっと意味がつかみづらいですが、普通「パイを大きく」といえば業界全体の売り上げを伸びることを指します。全体の売り上げが伸びるので、参入している業者はどこも一応に儲かるというわけです。パイの大きさが変わらなかったり、小さくなったりしたら、他の業者との生存競争になります。

国民の数が増えないのですから、普通の意味でパイを大きくしようとしたら、国民が一人当たりの医療費(直接払うのと健康保険による間接支払いの合計)を上げるかしかありませんが、これは現実的には無理です。

もしかしたら、医師の数を増やせ、という意味で言っているのかもしれません。

確かにそれなら、多くの医者が長時間労働から解放されます。9時~5時で働きたい女性が(男性も)医師として活躍できます。

ただし、この方法だと、医療費全体が変わらないので、医師一人当たりの収入は間違いなく減ります。

「働き方改革」というお題目は結構ですが、今の医師たちに収入が減っても改革する気運があるのでしょうか?
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えいび

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