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【本】ド文系大国日本の盲点

著:高橋洋一

著者は、小泉元首相のもとで郵政民営化などを手掛け、政治経済外交などさまざまな時事問題について積極的にテレビで発言したり、著作を世に問うています。現在は現在嘉悦大学教授です。

この人の本は何冊も読んでいます。これだけたくさん本を出していると内容のダブリは仕方ありません。それでも時事問題は刻々と新しいニュースが飛び込みますので、新しい部分もあります。

別にこの著者の書いたことを全面的に信じているわけではありませんが、同じ人の発言をトレースすることで、世の中のことを知る道標となると信じて読んでいます。

この本は、これまでのとは違い、「インタビューをまとめたものだ。その意味で、私の話し言葉が多い。そのためか、私の人物評が多くなっている。」(はしがきより)という特徴があります。

一番面白かったのは、経済学者浜矩子氏のくだりです。引用します。

経済学者の浜矩子氏と対談企画でご一緒したことがあった。まったく噛み合わず、企画は没になった。
浜氏は、日本の国際は暴落する、という意見を持っていた。暴落とは、国際の価格が下がるということだ。「暴」と修飾されているが、下がることだけは間違いない。
私は、どのくらいの期間で何パーセントくらい下がりますか、と聞いた。ふわっとした言い方では何もわからないからだ。
五パーセントくらい下がるのを暴落と言っているのか、五パーセントにしたところで、どのくらいの期間で下がるのを暴落と言っているのかわからない。それがわからなければ、これから先、浜氏が話すだろうことは何もわからないことになる。
ところが浜氏は答えない。私は意地悪をしているのではなく、ただ単にわからないから教えてくれ、と言っているだけだ。浜氏は暴落なき暴落があります、と言った。では暴落はないのですか、と私が尋ねると、暴落なき暴落があります、と繰り返すだけである。
その繰り返しだから、対談にならない。私の質問に答えられなかったから対談の担当者も皆呆れていた。

(P40)

大笑いしました。
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