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【朝日新聞】学校のもめごとの原因は?

3月8日朝日新聞朝刊オピニオン欄「社説余滴」のコーナー。教育社説担当・各務滋氏の「学校のもめごと調停人」より 

 学校が難題を抱えている。
 先生の長時間労働が問題になり、残業の大幅削減をめざすことになった。一方で、いじめ対策を強化する法改正の動きもある。見て見ぬふりをした教員への懲戒も検討されており、生徒への目配りには今まで以上に神経を使う。
 どちらも大切なことだが、「時間を削る」と「時間をかける」をどうやって両立させればいいのだろう。
 糸口になりそうな試みが、愛知教育大にある。
 昨年度から「教育メディエーター」の育成を始めた。生徒間のトラブルや、親からの苦情を中立の立場で調停する専門家だ。受講する学生は約50人。検定試験も行い、大学独自の資格を授ける。
 注目したいのは、講座が教員ではなく、学校の事務職員などを育てるコースに置かれていることだ。庶務や経理が仕事という印象が強いので、意外な感じを受ける。
(略)
 授業は学生が当事者と調停役に分かれ、ロールプレー形式で行う。「友人に避けられている」「部活動の大会メンバー選びに納得できない」。そんなトラブルに、親も口を出してくる。現場の苦悩を絵に描いたような設定だ。
(略)
 学校の働き方改革のなか、事務職員は役割の拡大を期待されている。中央教育審議会も1月の答申で「校長を補佐する役割を果たしてほしい」と言及した。ただ、小中学校は事務職員がたいてい1人か2人しかいない。いま教師が抱えている負担を、ただ職員へ付け替えられたのではたまるまい。新たな仕事を頼むなら増員が欠かせない。
 財政難で思うように人件費を増やせない事情もあり、答申は「仕事減らし」と「チームとしての学校」づくりに力点が置かれた。だが、根本の問題は「選手層」の薄さだ。そこに手をつけず、チームワークで乗り切ろうとしても限界がある気がしてならない。


「教育メディエーター」なる仕事を学校の事務員にやらせて教員の仕事の負担を減らそうというこころみがあるそうですが、各務氏の指摘するように、人間を増やさずに、教員の仕事を事務員に付け替えるだけでは限界があります。

常識的に考えれば、仕事が多いのであれば、増員するか仕事の合理化をはかるかのどちらかしか解決策はありません。

教員の仕事を事務員にやらせるのは解決策になっていません。

予算の都合で増員が無理なら、仕事の合理化です。

「部活動の大会メンバー選びに納得できない」なんていうのは、学校で対応することでしょうか? そんなの部が勝手に選出すればいいだけで、納得できないならやめるしかありません。

「友人に避けられている」というの当人にとっては大問題かもしれませんが、現実的には、避けられている以上もはや友人ではない、と考えるべきです。

どちらの「トラブル」も児童生徒を学校で長時間囲い込むことが原因です。学校は勉強を教える場と限定して、残りの時間はそれぞれ友達と遊ぶなり、水泳教室にいくなり、塾に行くなりとそれぞれ勝手に過ごし、いろいろなレベルの居場所を見つけるべきです。

長時間学校に囲い込むことで、学校で居場所がなくなると、まるで世界に居場所がなくなってしまうかのような錯覚を起こさせることがトラブルの元凶だと思います。
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