【本】韓国壊乱
櫻井よしこ(ジャーナリスト)と洪熒(「統一日報」主幹)の対談本です。
「Voice」誌、2017年2月号から2018年7月号までに連載されたもののようです。
洪氏はもっぱら文在寅韓国大統領の悪口を言い、櫻井氏は韓国の保守派と日本が共闘して北朝鮮や中国と向き合おうと主張しています。
両者、それぞれ言いっぱなしになっているところが多いのが興味を惹かれます。
具体的には、櫻井氏が韓国の慰安婦問題への対応を批判しますが、洪氏は真正面から答えません。文大統領の北朝鮮への傾斜に話をすり替えていきます。それでいて日本が韓国の保守派と協力するという提案には食いついてきます。日本と友好関係を築きたいのではなく、日本を利用したい、という気が満々です。
アメリカが日韓を裏切るかもしれないから日韓は協力すべきと両者は一致しています。
私も、アメリカが日本を切り捨てる可能性はゼロではないと思います。しかし、それはアメリカの国益のためという合理的な理由からでしょうから、ある程度動きは読めます。しかし韓国が日本を裏切るとすると、それが必ずしも韓国の国益に即しているとは限りません。徴用工(?)問題にせよ、レーダー照射問題にせよ、韓国の国益を毀損してまで日本叩きに狂奔する国です。韓国に背中を預けるのは危険きわまりないことだと思います。
なぜ、櫻井氏が韓国の保守派にシンパシーを抱いているのか、本書を読んでもよく分かりませんでした。
「Voice」誌、2017年2月号から2018年7月号までに連載されたもののようです。
洪氏はもっぱら文在寅韓国大統領の悪口を言い、櫻井氏は韓国の保守派と日本が共闘して北朝鮮や中国と向き合おうと主張しています。
両者、それぞれ言いっぱなしになっているところが多いのが興味を惹かれます。
具体的には、櫻井氏が韓国の慰安婦問題への対応を批判しますが、洪氏は真正面から答えません。文大統領の北朝鮮への傾斜に話をすり替えていきます。それでいて日本が韓国の保守派と協力するという提案には食いついてきます。日本と友好関係を築きたいのではなく、日本を利用したい、という気が満々です。
アメリカが日韓を裏切るかもしれないから日韓は協力すべきと両者は一致しています。
私も、アメリカが日本を切り捨てる可能性はゼロではないと思います。しかし、それはアメリカの国益のためという合理的な理由からでしょうから、ある程度動きは読めます。しかし韓国が日本を裏切るとすると、それが必ずしも韓国の国益に即しているとは限りません。徴用工(?)問題にせよ、レーダー照射問題にせよ、韓国の国益を毀損してまで日本叩きに狂奔する国です。韓国に背中を預けるのは危険きわまりないことだと思います。
なぜ、櫻井氏が韓国の保守派にシンパシーを抱いているのか、本書を読んでもよく分かりませんでした。
スポンサーサイト