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【朝日新聞】牛乳飲んでおだを上げる人たち

3月28日朝日新聞の記事『「人種」の概念、科学で使わないで 悪用・誤解による差別助長を懸念』より

 上半身裸の男たちが、次々に牛乳を一気飲みし、雄たけびをあげる。2017年2月、ニューヨークで撮影された白人至上主義者の集まりだ。牛乳は白人の優位を訴えるシンボルになっている。
 ニューヨーク・タイムズ紙によると、白人の多くは成人しても体内で乳糖を分解する酵素ラクターゼが作られ、牛乳を飲んでもおなかを壊さない。アジア系やアフリカ系では、この酵素を十分持たない人の割合が多く、極右のネット掲示板などで、「牛乳を飲めないなら(米国から)立ち去れ」といった投稿につながっている。
(略) 
 差別や誤解に対し、米人類遺伝学会(ASHG)は昨年10月、「人種差別のイデオロギーに遺伝学を使うことを非難する」と異例の声明を発表。「遺伝学では人類を生物的に分けることはできない」「『種の純血』などという概念は、科学的に全く無意味だ」などと批判している。
 そもそも「人種」は18世紀に広まった考え方で、肌の色や骨格などの特徴から人類を3~6種類に分類できるという前提に基づく。だが、DNAが発見され、全遺伝情報(ゲノム)が解読されるようになった現代では、単純でないことが分かっている。
(略)
 ティシュコフ氏らは、誤解や悪用を許さないよう「人種」という言葉を科学論文からなくそうと訴える。人の集団を表すときには「系統」や「人口集団」などと言い換え、地理的祖先や文化、言語など何に基づく分類か明記するよう提唱。同時に、社会学や政治学の分野で人種という概念を使って差別や格差を調べる研究は重要だとしている。
(略)


人種を理由にした差別はゆるされないことだと考えます。遺伝学を人種差別のイデオロギーに使うのが非難されるのは当然のことだと思います。

しかし、あきらかに見た目が違う人の集団があるのに、見ないふりをするのはどうかとも思います。科学論文から「人種」という言葉をなくして、「系統」や「人口集団」と言い換えることになんの意味があるのでしょうか?

それはともかく、白人至上主義者が牛乳飲んで気勢をあげているという光景は、なかなかの馬鹿馬鹿しさがあって笑えます。一昔前だと、”ミルク飲んで寝てろ(=お前は子供だ)”というのが悪口の定番だったはずですが・・・
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