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【テレビ】フランケンシュタインの誘惑E+  第三話「水爆 欲望と裏切りの核融合」

Eテレにて放送。

核分裂を利用した原爆に対して、威力がはるかに勝る核融合を利用した水爆開発の父、エドワード・テラー(1908~2003)が主人公。

1908年:ブタペストで生まれる(ユダヤ系)
1925年:ドイツに留学
1935年:ナチスが台頭したためアメリカに亡命
1941年:原爆の力を利用して”核融合”が可能では、というアイデアを思いつく
1942年:マンハッタン計画に参加(ただし水爆の研究に熱中する)
1945年:原爆実験成功
1949年:ソ連が原爆実験を成功
1950年:トルーマン大統領が水爆開発にGO。テラーが責任者になる
1951年:テラーが責任者の地位を追われる(テラーの性格に問題があったためだが、テラーはオッペンハイマーの陰謀と考える)
1952年:アメリカ水爆実験成功
1953年:ソ連が水爆実験に成功
1953年:オッペンハイマーにスパイ容疑がかけられ、仲間の科学者が擁護に回る中、テラーだけが疑惑を肯定。このため、オッペンハイマーは公職を追放され、かわりにテラーが政府に食い込む
1954年:ビキニの水爆実験で被害者が出る。これがきっかけで世界的な反対運動が起きる
その後も一貫して米政府の科学顧問の地位を占め、レーガン政権下でスターウォーズ計画(衛星兵器でソ連のミサイルを打ち落とす防衛システム)にもかかわる

■感想
オッペンハイマーは有名なので知っていましたが、この人のことはよく知らなかったので興味深かったです。

テラーの基本的な思想は、”科学者は作れるものは作る。どう使うかを考えるのは科学者の仕事ではない”というものでした。理屈としては理解できない話ではありません。しかし、これだけの大量破壊兵器を開発した人間が言うセリフとしてはちょっと薄ら寒いものも感じます。

オッペンハイマーは水爆を大量殺戮兵器だという理由で開発に反対しました。原爆を作っておいて、水爆が大量殺戮兵器だから駄目、というのは、ちょっと理解しづらい理屈です。ある意味天真爛漫で無思想のテラーと、底の知れないところがあるオッペンハイマーの性格の違いが、確執の原因だったかもしれません

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えいび

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