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【本】首都感染

著:高嶋哲夫

致死率の高い新型インフルエンザの地球規模の大流行を描いたパニック小説です。東京でも患者が出たので、首都を封鎖して地方都市への拡大を阻止するというところがメインです。この首都封鎖のおかげで地方での感染が防がれますが、続発する患者と死者で市民生活は瀬戸際にまで追い込まれます。

パニック小説というと、群集心理にかられた暴徒やら、自暴自棄になる市民やら、この機に国益の増進をはかるべく暗躍する国際スパイが出てくるのが一般的ですが、この小説ではそうしたパニック描写は控えめで、冷静で力強く戦う医者たちの奮闘がメインになっています。

そこらあたりを物足りないと思うか、目新しいと思うかで評価は分かれるかと思います。

私が気になったのは、封鎖した首都で食料・電気・ガスをはじめとする生活インフラをどういう風に機能させているのかという描写が薄いところです。作者の興味がインフルエンザに集中しすぎた感がありました。
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えいび

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