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【朝日新聞】「“虚構”だからこそ引き受ける」

5月8日朝日新聞朝刊オピニオン欄。「耕論」のコーナー。憲法9条の特集です。その中から憲法学者・江藤祥平氏の「“虚構”だからこそ引き受ける」より

(略)
 憲法前文と9条の特徴は、自国だけではなく世界の平和をも実現しようとする崇高な理想が刻みこまれている点だと私は見ます。
 自衛権の行使を否定しているとは考えませんが、「戦力」にあたる実力の保持は禁止しており、他国の武力に対して劣勢に立つことが織り込み済みです。他国の侵略には国連など国際社会による介入で対応することが前提とされてもおり、現実の世界を見れば、相当の覚悟を要することです。しかし、それでも正義の原理に基づく国際社会を作りあげる取り組みを国民に求めたのが9条です。
 他国の平和にまで配慮したものですから、真剣に受け止めるなら、戦争より覚悟が必要になります。9条がこうしてある意味で常軌を逸しつつ、歴史の一歩先を行く性格を帯びた背景には、多大な犠牲者を生んだ先の大戦の経験があります。倫理の側面から見れば、弱き者たちから叫ばれた「殺すなかれ」という要求を受けとめたものとも言えるでしょう。
 しかし、平和な国際社会を実現する覚悟を持つ「我々」が立ち上がったかと言えば疑問です。政治は米国に追従し、国連に本来の役割を果たさせる改革を使命とはしてきませんでした。もちろん政治は国民の映し鏡です。国民に覚悟がないから、覚悟しないことが政治家の得になったのでしょう。
 9条の理想を追求する日本国民という物語は、それが虚構であるからこそ、引き受ける覚悟がなければ成り立ちません。あえて9条という宿命に賭ける覚悟です。
 現実政治を見れば、そうした「我々」が立ち上がる見込みは小さいでしょう。しかし、その細い道筋を絶やさず追求し続けることが必要なのだと私は考えます。


全体としてお花畑でポエムを朗読しているのを聞いているような気分になりました。

「正義の原理に基づく国際社会を作りあげる取り組みを国民に求めた」って、求めたのは当時日本を占領していた米国です。常識的に考えて、米国は正義のためではなく、日本が米国に再挑戦してくるのを防ぐためだったのでしょう。

『倫理の側面から見れば、弱き者たちから叫ばれた「殺すなかれ」という要求』ですが、「弱き者たち」が誰なのか不明です。

「9条の理想を追求する日本国民という物語は、それが虚構であるからこそ、引き受ける覚悟がなければ成り立ちません。あえて9条という宿命に賭ける覚悟です」などと言い出すと論理もへったくれもありません。学者の論考とはとても思えません。
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世界の現実

大日本帝国が敗北し、占領されていたとき
 二度と立ち上がれないように
 Asiaの最貧国としてUSの支配下に
 Asiaはずっとこれからも相互不信の紛争を続けるように
との意図から、さまざまな仕掛けを

9条
理想は良いのですが
 中国共産党が1945年以降建国までどのような残虐なことをしたのでしょうかか?
 文化大革命で、「民」がまともなひとたちをどれだけ粛正していったのでしょうか? 当時の日本の人口なんてふっとぶくらいのすごい数!
 韓国は、いつまで自分たちが選んだ大統領を悲惨な末路に追い込むのでしょうか?

民主主義が機能していない国々に囲まれて「9条」という浪漫的平和主義を唱える、無能で無責任な「良い人」たち。その「顔」を戦略的に使用し、「良識ある知識人」として営業できてしまう現在の日本。
海の向こうでは、ウイグルなどのような辺境の地で冷酷な民族浄化が政策として行われているとき、「覚悟」って、

そもそも「覚悟」ってなに?
目を刳り抜かれ、泣き叫ぶ妻子の声を聞きながら、なぶり殺しにされる「覚悟」?

それって、覚悟ではないでしょ!

Re: 世界の現実

おっしゃる通りだと思います。いつもコメントありがとうございます。
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えいび

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