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【映画】居眠り磐音

時代劇です。原作小説は人気があるようですが未読です。

のっけは「オセロ」(シェイクスピア)みたいな感じでした。偶然の一致とはとても思えません。ほぼ間違いなく「オセロ」を意識しています。ただし、「オセロ」の部分ははじめだけで、あとは普通の時代劇です。

ところで話が変わるようで変わらないのですが、最近のアニメは異世界転生ものが大ブームになっていてます。現代から異世界(たいていはエルフとが魔王とかがいる世界)に転生してたいして苦労もなく無双しまくります。一昔前は学園バトルものの全盛でした。これも同じフォーマットにそって、同じようなキャラクターが動きます。もちろん全く同じではありません。ファンは微妙な差異を楽しんでいるみたいです。

よく考えると、時代劇というのも同じです。ほぼ同じフォーマットに沿った話ばかりです(←悪口じゃないですよ!)。ある意味安心でます。

ところが、時代劇特有の事情もあります。設定が日本の江戸時代中期から後期だけという縛りがありますので、作者が勝手に世界設定をつくることはできません。むしろ蘊蓄勝負という面もあります。江戸時代に詳しいファンがあれこれ言い合って楽しんでいるのだと思います。

たぶん原作を読むとより深く楽しめるのだと思いました。

ちょっと違和感があったのは、主人公が許嫁を置いて脱藩したことです。江戸時代の藩士は終身雇用どころか子々孫々雇用です。勝手に脱藩したらそれが途切れるので、現代のサラリーマンの脱サラみたいに簡単に踏み切れるものではありません。また、物語的にも事情はあるにせよ許嫁に何も言わずに去るのは不人情な気がします。

原作だときちんと説明があるのかもしれませんが・・・

また、江戸に数年いた程度の田舎侍が、江戸の両替商にアドバイスできるような知恵が回るというのは不思議です。剣の腕が立つという描写はありましたが、知恵があるという描写がなかったので奇妙な感じです。

これも原作を読めばわかるのかもしれません。

つまり、原作はいいのに、映像化に問題があったという疑いがあります。機会があれば原作を読んでみます。

それと、相場からみの話は現代人には通じにくいです。現代人からすれば、市場の価値を無視して幕府の統制した両替レートを守るというのがなんで正義なのか分かりません。

これはもしかしたら、現代人と江戸時代の価値観の違いを表現していて、これこそが、このシリーズの魅力なのかもしれません。
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