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【テレビ】フランケンシュタインの誘惑E+  第十一話「強制終了 人工知能を予言した男」

Eテレにて放送。

第十一話の主人公はアラン・チューリング(1912~1954)です。コンピュータの概念を作り、人工知能を予言し、第二次大戦中にドイツの暗号(エニグマ)を解読した天才数学者。映画「イミテーション・ゲーム」の主人公としても知られています。

1912年:ロンドンで生まれる。幼いころ両親がインドに赴任したため知人にあずけられる。
1930年:ケンブリッジ大学に入学。そこでソフトウェアの概念にたどり着く。世界初の「コンピュータ」の構想である
1936年:チューリングの論文が学界で発表される。ゲーデルやノイマンなどの一流の数学者には受け入れられたが、それ以外の学者には理解されなかった
1939年:第二次大戦始まる。ドイツの暗号(エニグマ)の解読をするチームに参加。チューリングの発想でエニグマの解読に成功。ただし、エニグマが破られたことをドイツに察知されると暗号を強化されるので、解読したことは秘密にされた
1945年:ドイツ降伏。イギリスは、エニグマが解読できることを伏せたまま、エニグマ暗号機を旧植民地に渡す。これにより旧植民地の暗号をひそかに読み取る体制をつくる。チューリングの功績はトップシークレットとなる
1946年:チューリングが世界初のコンピュータを設計する。しかし技術者不足のため難航。また大戦中のチューリングの功績が知られていなかったため、彼の言葉はまわりに重視されなかった。
1948年:マンチェスター大学で、チューリングの弟子たちが世界初のコンピュータを作動させる。チューリングはマンチェスター大学に移籍する
1952年:同性愛の罪で逮捕され、有罪。12カ月の保護観察処分。この事件のたま研究の第一線から退く
1954年:自殺
1974年:エニグマ解読の事実が世間に公表される。

■感想
チューリングのAI研究は、すくなくとも現在は世の中に迷惑をかけているわけではありません。原爆とかナパーム弾とかとは違います。将来的にAIが人類の脅威になったとしても、チューリングの責任となるかは疑問です。

そのため、チューリングは、このシリーズに出てきた他の科学者たちとはちょっと違うのですが、人間(の脳)を作る、という点においては十分に「フランケンシュタイン」的科学者と言えるのでしょう。

自殺の理由ははっきりしませんが、大戦中の功績をきちんと評価できなかったイギリス政府に責任があるのかもしれません。
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