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【朝日新聞】性的少数者は「ふつう」でないのか?

8月27日朝日新聞朝刊国際面の「特派員メモ」。ニューヨークから藤原学思氏の『「ふつう」って何?』より

 性的マイノリティーに優しい街といわれるニューヨーク。中でもバー「ストーンウォール・イン」は象徴的な場所だ。1969年6月28日、同性愛者が集うこのバーを警察が家宅捜索し、大規模な暴動が起きた。翌年6月、同性愛者らが権利擁護を訴えるデモ行進を始め、これが性的マイノリティーのパレードの原点とされる。
 暴動からちょうど50年の日、バー周辺には数千人の人だかりができた。性的マイノリティーや支援者の象徴である虹色の旗がそこかしこになびいている。
 ニューヨーク在住のシャリニさん(23)は、性にとらわれず人を好きになる「パンセクシュアル」。気分はどう? 「自分自身を隠さなくていいって幸せ。ここでは受け入れられているって思う。一人じゃないと」。そう言って、辺りを見渡した。
 でも、次の質問に彼女は顔をしかめた。「ノーマル」じゃないって気づいたのはいつ? 「ストレート(異性愛者)じゃないってこと?」とシャリニさん。そうだ、そう尋ねるべきだった。性的指向や性自認に「ふつう」なんてない。他人が評価をするべきものじゃない。自分の言葉の軽薄さに、謝ることしかできなかった。


藤原特派員は性的少数者へ心無い言葉を言ってしまったと反省していますが、おかしなところに反省していると思います。

ある時期の英語では、異性愛者のことを「normal(ノーマル)」と呼んでいました。日本語に翻訳すると「ふつう」です。

しかし最近では「straight(ストレート)」と呼ぶようになったそうです。日本語にすれば「まっすぐ」でしょうか。

もしかしたら異性愛者を「normal」と呼ぶのは禁止ワードになったのかもしれません。つまり藤原氏は、英語の変化についていけなかった(うっかり古い知識で喋った)だけです。

性的少数者を「normal」でないと呼ぶのが「ふつう」扱いしないという理屈ならば、性的少数者を「straight」でないと呼ぶのも、性的少数者を曲がったものとして見ているのか、ということになってしまいます。

つまり、日本人が英語の習慣に疎かったというだけのことであって、性的少数者への差別意識がにじみ出てしまったというのとは違うと思います。

こういう反省する必要のないところで反省して、それを新聞で喧伝するのは、なんだか偽善的な感じがします。

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