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【朝日新聞】どこにでも性差別を発見する人たち

10月8日朝日新聞朝刊の記事「(Dear Girls)理系院生の女子率、OECD最下位 修士23%、博士21%」より

 経済協力開発機構(OECD)は、各国の教育に関するデータをまとめた2019年版「図表でみる教育」の結果を発表した。大学の理系の修士、博士課程卒業者で女子の占める割合は、日本はそれぞれ23%、21%で43カ国中最下位だった。
 OECDが15~16歳に実施している「生徒の学習到達度調査」(PISA)では、日本は男女ともに科学と数学分野で上位を保ってきたが、大学院レベルでは女性が少ない現実が明らかになった。
 調べたのは自然科学、数学、統計学専攻の修士課程、博士課程卒業者のうちの女性の割合。最も高かったのは、修士がポーランドで74%、博士がラトビアで68%。OECD平均は修士54%、博士46%だった。日本の次に割合が低かったのは、修士がルクセンブルクで41%、博士が韓国で36%だった。日本はそれぞれの国の約6割しかない。
(略)


 なんでもかんでも国別ランキングをつくって日本が下位だとマスコミは大喜びして報道していますが、”理系院生の女子の割合”の比較はナンセンスの極みです。

国別で、院生の人口比をランキングにするなら意味はあります。どれだけの人が高度な教育を受けているのかの指標になるからです。しかし、その比較をしないで、性別の割合を論じても意味がありません。

院生の中で女性の比率が高くても、人口に対しては院に行く女性の割合は低いことはあり得ます。逆に、院生の中で女性の比率が低くでも、人口に対して院に行く女性の割合は結構ある場合も考えられます。

他国とのランキングは関係なく、日本で女性がなぜ理系の院に進まないのかを考えるのは結構ですが、なにを見ても性差別を「発見」してしまうというのはなにやら不健全だと思います。
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