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【朝日新聞】男女平等一位の国からの提言

10月25日朝日新聞朝刊オピニオン欄。アイスランド女性権利協会事務局長のブリュンヒルデ・ヘイダル・オグ・オゥマルスドッティル氏へのインタビュー記事が載りました。アイスランドは世界経済フォーラムの男女格差ランキングで10年連続1位になっています。一方、日本は昨年は110位でした。アイスランドの現状と日本への提言が語られています。

気になった部分を引用してみます。

-政治の場に女性が増え、何が変わったのでしょうか
「女性が政治の対話に参加することによって、男性に有利に働いてきた法律や制度が、全ての人がメリットを受けられるように見直されました。たとえば従業員50人以上の企業の役員は、男女とも40%以上とすることが義務づけられました。また従業員25人以上の企業には、男女で同じ賃金体系を設けることが義務化されました。そのほかジェンダーに配慮した政府予算の義務化や、同性婚の合法化、ストリップ・クラブの禁止など次々に新しい法律が生まれ、法的には完全なるジェンダー平等が保障されています」



企業の役員が一方の性に偏るのは喜ばしくないことだと思います。しかし法律で「40%以上」と制約をかけるのは、自由である企業への干渉です。これではアイスランドに法人を作って進出しようという外国企業は少ないのではないかと思います。

それより問題なのは「ストリップ・クラブの禁止」です。一部の女性たちにとっては、ストリップ・クラブに出入りする男は不潔で、そこで働く女は馬鹿か犠牲者のどちらかなのでしょうが、猥雑なものを必要とするのは人の性です。道徳的に美しくないものを強権で禁止した事例としては、ルネッサンス期イタリアのサボナローラや、前漢を簒奪した王莽、カンボジアのポルポトなどが思い出されます。彼らの「改革」は全て失敗しました。そもそもそんなことは人間には無理だからだと思います。

「(略)また教科書を含め、歴史本の多くは男性に焦点が当てられ、社会の発展に貢献してきた多くの女性たちの存在が記されていません。バイキング時代の歴史の本を読んだ子どもあっちは、『この時代には男性しかいなかったんだ』と思うでしょう。歴史本の書き直しが必要です。


NHKの大河ドラマだったら、ときどき女性を主人公にして史実を捻じ曲げたり創作して活躍させています。しかし歴史本や教科書で似たようなことを提案するというのは無茶苦茶です。どの時代にも女性はいたのですから、なんらなの「活躍」があったことは否定しません。しかし歴史の本に記すほどの活躍だったかどうかは歴史家が判断することです。社会運動家が自分の運動のために口を挟むべきことではありません。
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