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【テレビ】令和元年版 怪談牡丹燈籠

BSプレミアムにて放送

牡丹燈籠の話は、小泉八雲でなじんでいましたし、これは長編の一部だということも承知していました。しかし、具体的にどういうものかは「牡丹燈籠」の部分しか知りませんでした。BSプレミアムで初代三遊亭圓朝の怪談牡丹燈籠を令和元年版としてテレビドラマ化しました。

元を知らないので、原作とどういう相違があるのかはわかりませんが、分かった範囲で言うと、小泉八雲版では幽霊に取り付かれた萩原新三郎はひたすらおびえて立て篭もっていましたが、このドラマでは自分でもお札をはがして招き入れていました(恋愛至上主義か!)。また萩原新三郎の友人の医師は、小泉版では小心な男でしたが、このドラマでは癖のある悪党でした。

全体を通してみると、お露の怪談と悪女お国の話がばらばらに並立しているように思います。お国はお露が化けて出たことを最後まで知りませんし、お露もお国の破滅に直接貢献しているわけではありません。原作がどうなっているのか気になるところです。

昨今の時代劇というのは現代人の手によるものですが、これは江戸・明治期に生きた落語家の手によるものなのでおそらく現実の江戸時代の社会に近いのだと思います。そのひとつのあらわれとして、現在の時代劇にある、善良な庶民とか、本当に偉い人は正義を重んじている、といったお約束とは無縁でした。

なかなかの秀作だと思います。

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No title

私は小泉八雲版を知りませんでした。
三遊亭圓朝の話を聞き書きにしたものを読んだことがあります。
物語として、たいそう面白く、傑作だと思いました。
昔映画で見たときは、怪談話としか認識しませんでしたが、本で読んで、こんなに面白い話だったのかと感動した覚えがあります。
もしかしたら、映画は小泉八雲版を元にしていたのかもしれないと思いました。

Re: No title

映画があったとは知りませんでした。今度探してみます。
ありがとうございました。
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えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

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