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【朝日新聞】日本人の読解力低下

12月4日朝日新聞朝刊の記事『「読解力」続落、日本15位 デジタル設問、情報精査に課題』より
 

世界の15歳を対象に3年ごとに3分野の力を調べる学習到達度調査(PISA〈ピザ〉)で、日本は2018年の「読解力」の平均点が落ち、順位も前回の8位から15位に下がった。コンピューターを使いネット上の多様な文章を読み解く力や、根拠を示して考えをまとめる自由記述形式が弱い。思考力や表現力が伸び悩んでいることを示す結果だ。経済協力開発機構(OECD)が3日、公表した。
 調査は、79の国・地域で約60万人が参加。日本からは統計手法に基づいて抽出した183校から高校1年生約6100人が参加した。文章や資料などから情報を理解・評価し、考える力を問う「読解力」は前回より12点低い504点(OECD平均487点)で、8位から15位に転落。OECDは、誤差の範囲ではなく、理由のある低下だと分析している。
 設問は、多様な形式のデジタルテキスト(ウェブサイト、投稿文、電子メールなど)を活用。複数のネット上の情報を読み比べたり、事実か意見かを見定めたりする能力などを問うもので、コンピューター上で選択肢をクリックしたり、文章を打ち込んだりして解答する。
 例えば、電子レンジの安全性を確かめる問題では、必要な情報が載っているウェブサイトを推測し、探し出す問いの正答率が56・1%(OECD平均59・2%)。製造企業の宣伝サイトとネット上の雑誌記事を比べて情報の質や信憑性を評価する問いでは、自分ならどうするか根拠を示して説明する自由記述形式の正答率が8・9%(同27・0%)と低迷した。
(略)



紙面では、読解力の点数が下がった理由としてコンピュータ上での試験形式であることがあげられていました。つまりSNSで短い文章しかなじんでいないから、というものです。

しかしSNSがあるのは日本だけではありません。さがった理由は別にあると考えるべきです。


TOP10までのランキングが出ていましたが、その中でG7参加国は日本とカナダしか名前が出ていません。

PISAの点数というのはその程度のものなのか、それとも将来の国際的地位を占う結果なのか判断しにくいところです。

ただ、日本の場合は少数のエリートが引っ張るという形ではなく、分厚い中間層が国力の源となっていたので、心配にはなります。


読解力が落ちたとはいえ、79の国・地域のうちまだ15位ですのでそれほど絶望的ではないと思います。問題は、自由記述形式の問題の正答率がOECD平均が27.0%なのに、日本は8.9%しかないことです。これは由々しき事態だと考えます。


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