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【朝日新聞】鎮痛剤9錠の価格

12月22日朝日新聞投書欄。東京都の会社員の男性(55)の「鎮痛剤9錠の調合 この金額?」を引用します。

(略)
奥歯の激痛でかかりつけの歯科医院を受診しました。事なきを得て、医師から「念のため鎮痛剤を処方しますか」と言われたので、お願いしました。
調剤薬局で鎮痛剤を受け取って帰宅し、「調剤明細書」を見てびっくり。調剤技術料110点、薬学管理料(薬剤服用履歴管理指導料)53点、薬剤料9点とあります。1点10円なので合計1720円。自己負担はその3割ですが、1錠10円の鎮痛剤3日分9錠にこれだけかかるとは。薬剤師さんから「管理」に関する発言はなく、薬袋に入れた錠剤を渡されただけ。コンビニでの買い物のようでした。
薬剤師さんの「管理」や「指導」が必要な場合があるとは思いますが、なんともすっきりいたしませんでした。社会保障の支出で引き締められるところがあるのではと感じています。


こんな話を思い出しました。親類が子供の通う大学の文化祭行ったときのことです。屋台で、ピザだかタピオカだかを買ったところ結構な値段だったそうです。値段の内訳を聞いたら、打ち上げのコンパ代が上乗せされているという説明でした。後で私に「ふざけてやがる」と半分冗談で言っていました。

確かに客が学生のコンパ代を払わなければならない理由はありません。しかしよく考えると一般の企業でも同じことをしています。製品価格の中に馬鹿っ高いCEOの報酬やら、何にもしてない株主への配当やらが含まれています。もちろん社員の給料もですし、会社の光熱費もです。しかしそんなことを顧客には言いません。本体価格がいくらで、技術料がいくらで、と説明をします。気に入らなければライバル社に乗り換えるだけですが、ライバル社だって同じことをしています。

つまり大人と学生の違いは、正直言うか言わないかだけです。

さて投書子は、薬剤師はほとんど何もしていないと憤慨していますが、薬剤師さんにも生活があるので薬の原価だけで販売することはできません。けれども明細を説明しろと言われても「正直」には言えません。そのためこういう不可解な明細になってしまったのだと思います。

もちろん、医療費は自由競争が働いていないので、すっきりしない明細には不断の監視が必要だと思いますし、その意味では投書子に同意します。

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