【朝日新聞】教員は多忙なのか?
2月17日朝日新聞朝刊の記事「多忙すぎる教員、何とかしたい 通知表、年3回→2回 欠席連絡、電話→メール モデル校、1日1時間減」
まるで”学校の先生が忙しいキャンペーン”というのがあって、その一環の記事みたいです。
記事には、教員の平均在校時間のグラフが添付されていまして、月によって忙しさの度合いが違うことがわかるようになっています。しかし、私が注目したのは、個々の数字ではなく、脚注です。「夏休みを除く」と書いてありました。
働き方改革のかなめの一つは有給休暇を積極的に取ろう(取らせよう)ということです。夏休みの数値も議論には大事です。
繁忙期があるのは教員だけではありません。ピークの労働時間は低いことが望ましいですが、もっとも大事なのは年間の労働時間です。
”学校の先生が忙しいキャンペーン”では、常にこの視点を無視しています。一般人より長い夏休みがあり、一般人より長い正月休み(冬休み)があり、その上春休みまである教員なのですから、きちんと年間労働時間を計測しなければ不信感が増すだけです。
教員の多忙化を何とかしたいと、一般社団法人「日本教員多忙化対策委員会」が千葉県柏市と協定を結び、改革に取り組んでいる。モデル校の教員に密着し、通知表書きや部活動の時間を精選したところ、教員の1日当たりの平均在校時間は最も忙しい月で1時間ほど減った。この試みを今年、希望する自治体に拡大する計画だ。
(略)
まるで”学校の先生が忙しいキャンペーン”というのがあって、その一環の記事みたいです。
記事には、教員の平均在校時間のグラフが添付されていまして、月によって忙しさの度合いが違うことがわかるようになっています。しかし、私が注目したのは、個々の数字ではなく、脚注です。「夏休みを除く」と書いてありました。
働き方改革のかなめの一つは有給休暇を積極的に取ろう(取らせよう)ということです。夏休みの数値も議論には大事です。
繁忙期があるのは教員だけではありません。ピークの労働時間は低いことが望ましいですが、もっとも大事なのは年間の労働時間です。
”学校の先生が忙しいキャンペーン”では、常にこの視点を無視しています。一般人より長い夏休みがあり、一般人より長い正月休み(冬休み)があり、その上春休みまである教員なのですから、きちんと年間労働時間を計測しなければ不信感が増すだけです。
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