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【朝日新聞】サンダース氏勝利の要因はヒスパニック票か?

2月24日朝日新聞朝刊総合面。米民主党の大統領候補選を伝えるニュース「サンダース氏、大差で連勝」を引用します

 11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びで、第3戦となる西部ネバダ州の党員集会が22日、あった。米メディアは、革新系のバーニー・サンダース上院議員(78)が勝利を確実にしたと報じた。ニューハンプシャー州予備選に続く連勝で、「最有力候補」の地位を固めつつある。
 最低賃金の大幅上昇や公的国民皆保険などを訴えるサンダース氏は22日夕、テキサス州で「我々は世代と人種を超えた連合を築き上げた。ネバダだけでなく全米を席巻する」と勝利宣言をした。CNNによると、集計率50%現在で代議員獲得率は46・6%で、ジョー・バイデン前副大統領(77)の19・2%や、ピート・ブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)の15・4%に大差をつけた。
 ニューハンプシャー州や、全米で最初に党員集会があったアイオワ州は人口の約9割が白人。これに対し、ネバダ州は3割が中南米出身者らヒスパニック系、1割が黒人とされ、全米の縮図により近い。党員集会参加者を対象にした米メディアの調査によると、サンダース氏がヒスパニック系有権者の約半数の支持を獲得。若者からも圧倒的に支持され、勝利した。
(略) 
 大きな理由は、ネバダ州でヒスパニックの支持を得たことだった。
(略)


記事ではネバダ州の人種構成を、「3割が中南米出身者らヒスパニック系、1割が黒人」としています。しかし添付された図では黒人は1割(11%)ですが、ヒスパニックは18%になっています。

米民主党選挙ネバダ州の結果

どういうことか解せませんが、おそらくネバダ州の住民の中でヒスパニックは3割なのだが民主党党員の中での割合では18%、ということかと思います。

さて、図の民主党員の人種構成が正しいとしてサンダース氏とバイデン氏が人種別に全体の中で何%を獲得したかを計算してみます。

サンダース氏
白人:65×0.29=18.85
黒人:11×0.27=2.97
ヒスパニック:18×0.51=9.18

バイデン氏
白人:65×0.14=9.1
黒人:11×0.39=4.29
ヒスパニック:18×0.17=3.06

これで見ると、サンダース氏はバイデン氏をヒスパニック票でたしかに6ポイント上回っています。しかし白人票ではそれ以上の10ポイントほどの差をつけています。

つまり、サンダース氏の勝因(バイデン氏の敗因)は、ヒスパニック票よりも白人票で差がついたから、と見るべきでしょう。

ところで、記事では断りなく、白人-黒人-ヒスパニックの順で並べていますが、この順序はどこから来ているのでしょうか。数の多い順に並べるなら、白人-ヒスパニック-黒人、となるべきです。

米国のマスコミの表記に合わせただけかもしれませんが、無批判に追従しているみたいで気に障ります。

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