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【テレビ】ダークサイドミステリー:「空の密室から消えた男 伝説の完全犯罪クーパー事件」

1971年アメリカで起きた未解決のハイジャック事件です。それまでのハイジャックはおおむねキューバへの亡命を求めるもので、キューバーに行って犯人を降ろせば大ごとにはなりませんでした。これは身代金目的のハイジャックという当時としては珍しいケースです。


11月24日オレゴン州ポートランド空港を午後2時58分に離陸したノースウエスト航空305便(ワシントン州シアトル行き)はD.B.クーパーと名乗る男が乗客として搭乗しました。

クーパーは、スチュワーデスに「私は爆弾を持っている隣に座ってほしい」と書かれたメモを渡しました。スチュワーデスに爆弾らしきものがはいったアタッシュケースをみせ「5時までに現金で20万ドル(現在の価値で1億3000千万円)を用意するように要求します。

クーパーは終始紳士的に振る舞ったため、他の乗客はハイジャックされたことに気づきもしませんでした。

シアトル空港でFBIが狙撃手を配置して待ち構えますが、クーパーは照明が明るく開けた場所に駐機させ、ブライドを閉めさせます。乗客をすべて降ろして、乗員4人だけを人質として残します。突入されることを防ぐための指示でした。

身代金をパラシュートを要求し午後7時30分に離陸し、メキシコシティーに向かわせます。FBIは空軍に協力をもとめ、マッハ1.9を出せるF-106二機で追跡します。

クーパーは「ランディングギアを下げたまま、フラップを15度に下げ、さらに高度3000mを飛べ」と指示しました。このため通常時速900km出せる機体は時速200kmになりました。F-106はこれほど遅く飛ぶことはできないので、追い越しては戻りを繰り返し、ハイジャック機を常時見張ることができなくなりました(他の戦闘機だと逆に時速900kmを出し続けることができないのでF-106を使っていました)。

途中で乗員をすべてコックピットに移動させ、クーパーはパラシュートに脱出しました。飛び降りる瞬間を見ていなかったため、クーパーの着陸地点の特定は困難をきわめ、翌日から捜索を開始しましたがとらえることはできませんでした。

人物像から航空機とパラシュートに詳しい、航空業界関係者・軍関係者を調べましたが、犯人逮捕につながるものはありませんでした。何人もの模倣犯が出ましたがクーパー自身は逃げおおせ、反体制派のアイドルとしてもてはやされるようになりました。

■感想
この事件は初めて知りました。

誰も傷つけることなく大金を奪い逃げおおせるという点で日本の三億円事件と似ています。ただ、三億件事件では運と警察の失態で取り逃がした感じがしますが、クーパー事件では一つ一つの行動が綿密に計算されて圧倒的に頭脳的だと感じました。

ただし誰も傷つけなかったというのは結果論で、大惨事を引き起こした可能性があることも忘れてはいけないと思います。

ところでパラシュートに穴をあけて渡すとか、FBIもクーパーも考えなかったのでしょうか? FBIはお金だけを落下させるつもりと踏んでいたので、穴をあけておいても非人道的とは考えないはずです。クーパーとしては安全なパラシュートを渡されたとなぜ信じられたのでしょう? パラシュートというのは自分で調達して持ち込むことはできなかったのでしょうか?










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