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【テレビ】ダークサイドミステリー:「闇の世界戦略 ”ヒトラーのニセ札”事件 ~紙幣の秘密~」

1939年9月。ドイツがポーランドに侵攻。イギリス・フランスがドイツに宣戦布告をして第二次世界大戦がはじまる。

ドイツはニセ札を市場にばらまき、イギリス経済の破綻をねらった。アンドレアス作戦と名付けられたこの計画はナチス親衛隊のアルフレート・ナウヨックスが指揮をとった。当時のドイツ帝国銀行総裁ヴァルター・フンクはニセ札作りは国際法違反だと協力を拒んだため、ナウヨックスは独自にニセ札つくりに着手する。

ナウヨックスが目を付けたのは5ポンド紙幣(現在の日本円で2万5千円の価値)。1853年という古くから作られた紙幣なので偽造は容易だと考えたためである。しかし作業は難航し、紙・すかしなどの再現に苦労した。ナウヨックスはイギリスに放った諜報員から5ポンド紙幣の製造工程を入手し、なんとか開発を成功する。

しかし何かの理由でナウヨックスは失脚し、1941年秋にアンドレアス作戦は休止する。

1942年5月。ニセ札作戦が再開される。指揮官はベルンハルト・クリューガー。ベンルンハルト計画と名付けられたこの計画の狙いは、武器・物資の購入が目的であった。機密を守るために、ユダヤ人収容所でユダヤ人を使ってニセ札作りがなされた。およそ560億円相当のニセ札が使用されたと考えられる。

1944年秋。ドル札の偽造作戦が発令される。こんどの目的は、敗戦後の逃亡資金を作ることであった。戦局悪化で作業所を移動し、最終的にはニセ札つくりに関係したユダヤ人を全員処刑する計画であったが、ドイツ敗北が決定的になったことで親衛隊員は逃亡。ユダヤ人たちは助かった。

戦後、イギリスは体面を気にしてなのか、ニセ札つくりの責任を問うことはなかった。

■感想
ドイツ帝国銀行総裁が協力しなかったのがポイントだったかと思います。ドイツだって紙幣を作っているのですから、帝国銀行が協力していたらもっと簡単にニセ札を作れたはずです。それにしても、あの体制下で協力を拒んで済むというのも驚きです。案外、国家総がかりではなく、ナチス幹部の個人的な功名争いの作戦だったのかもしれません。その意味では、国がかりでやっているようだった北朝鮮のニセドル紙幣つくりは悪質だと思います。(最近聞かないけど、米国が対策をしたのかな?)
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