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【テレビ】名探偵ポワロ:第二十六回「二重の手がかり」

原作は短編集「教会で死んだ男」の中の「二重の手がかり」。

原作はおそらくシャーロック・ホームズシリーズの「ボヘミアの醜聞」の登場人物アイリーン・アドラーとホームズの関係を意識しているのだと思います。ドラマではさらにその線をおし進めたオリジナルエピソードを加えています。

私にはこの原作はやや不出来に感じていました。犯人は手がかりをがっつり残してしまっています。犯人に直接たどり着かなかったのは文化的違いによる偶然の産物にすぎません。アイリーン・アドラーと比べるのはどうかと思います。

冒頭、ヘイスティング大尉が運転する自動車のスピードを出し過ぎだとポアロが注意する場面があります。ヘイスティング大尉は「30マイルですよ」と反論します。時速だと思うので、キロに換算すると時速48キロです。これでスピードの出し過ぎとはいくらなんでもと思います。

昔の自動車はこんなものじゃないかと反論されるかもしれませんが、同じクリスティーの「そして誰もいなくなった」では、人のあまりいない田舎の道路ではありますが時速80マイル(時速128キロ)で驀進する人物が出ています。当時でもスピード狂はこのくらい出していたみたいです。

パーティーに呼んだ楽団の中に日本人のピアニストがいたらしいですが、残念ながら画面では確認できません。当時(第一次大戦と第二次大戦の間)、本当に日本人のピアニストが海外で活動していたのかどうかは分かりませんが、あっても不思議ではないのかもしれません。

原作には首をひねりましたが、ドラマは美しい恋愛ドラマに仕立て直してくれました。
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えいび

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