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【ニューズウィーク日本版】人生相談のコーナー

ニューズウィーク日本版11月17日号の人生相談のコーナーより引用します。
Q;5歳の息子が警官に夢中です。制服もパトカーも警察犬も大好きで、「大きくなったらおまわりさんになる」とみんなに言います。

通りで警官を見つけると、駆け寄って挨拶します。私たちが暮らしているのは白人しかいないような住宅地なので、警官も気さくに息子の相手をしてくれます。彼らはたいてい暇そうですし、息子がパトカーを触ったり制服をじろじろ見たりしても気にしません。
こんな息子の憧れがとても心配です。息子は警官のことを、優しい正義の味方だと思っています。でも、もちろん私たちが裕福な白人だから、そう思えるのです。このところ相次いでいる事件が示すように、多くの人にとって警官は正義の味方でないという現実を、どう教えたらいいでしょう。
今まで息子の憧れを強く抑えつけるようなことはしませんでした。警官になるのが夢だと言えば、人のためになる他の仕事(救急車の運転手とか)をさりげなく薦めました。ハロウィーンに警官の制服を着たいと言ったときも、別の仮装をするよう、やんわり促したくらいです。でも、そろそろ警察の実態についてきちんと話すべきだと思うのです。アドバイスをいただけますか。---憧れ恐怖症の母


実に馬鹿げた相談です。5歳の子供の将来の夢なんて、ニコニコ聞いていればいいだけです。たとえば、医者になりたい5歳の子供に向かって、医療現場の過酷さをどう説明しようか悩む親なんてただの馬鹿です。

なんでこんな相談をしているのか想像しますと、自分はリベラルな白人だ、と言いたいだけではないでしょうか。

”自分は裕福な白人で、そういう人しかいない住宅街に住んでいる。でも人種偏見にも敏感な進歩的なの女性なのヨ”という具合です。

さて、これに対する回答もなかなかぶっ飛んでます。

A:息子さんがまだ人種や階級やジェンダーによる不平等を知らないなら、そこから話を始めましょう。社会にはびこる人種差別や格差や性差別について説明した上で、警察がそうした不平等を維持することに関わっていることを伝え、暴力を行使できる彼らが正義の味方であるケースは実はとても珍しいことを教えましょう。
これからも消防士や看護師など本当の意味で社会のためになる職業に関心が向くよう、息子さんに働き掛けてください。消防士や看護師にも悪い人はいます。でも消防士は警官と違い、弱者を傷つける職業ではありません。5歳児には難しい話だと思えるかもしれませんが、大丈夫、きっと理解できます。こういう話をしようとしているだけでも、あなたは立派です。---ジャミラ・ルミュー(文化評論家)


たしなめるどころか、警察は正義の味方でないことを説明しろ、とアドバイスしています。

それにしても、「暴力を行使できる彼ら(警官)が正義の味方であるケースは実はとても珍しい」とジャミラ・ルミュー氏が本気で思っているなら、ルミュー家に不審者が押し入ってきても警察なんかには助けを求めないつもりなのでしょうか?

ただ、相談者が一番言ってほしかったであろう言葉、すなわち「あなたは立派です」をきちんと書くあたりは、さすがつぼを心得ています。
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怒鳴り込む人もあり!

 ジャミュラ・ミュラーさんについて、何も知らない田舎モンなんですが、バランスというものを、きちんと心得て居そうなお方ですね!言いたいことをきちんと言えるって、難しいものですし!

Re: 怒鳴り込む人もあり!

コメントありがとうございます。
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えいび

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日々の出来事、映画やアニメの感想です。

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