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【本】日本語は本当に「非論理的」か


日本語は本当に「非論理的」か (祥伝社新書 179)日本語は本当に「非論理的」か (祥伝社新書 179)
(2009/09/29)
桜井 邦朋

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著者は物理学者であって、言語が専門ではありません。しかし、決して見当はずれのことを言っているわけではないようです。著者の主張は「日本語は非論理的」というものではありません。むしろ日本語を使っている我々が日本語を論理的に鍛えていかなければならない、という意見です。

第一章の主題は、日本語で多用される「思う」という言葉の曖昧さへの批判です。著者によれば「思う」に対応する英語の言葉は13通りもあるとのことです。つまり何気なく「思う」という言葉を使っても、その意味するところが必ずしも明確でない場合がある、ということです。

第二章は、著者の経験に基づく日本の知的風土についてです。物理学者の世界の話なので一般的かというと疑問は残りますが、ある一面をあらわしていることは間違いないようです。

第三章以降も、それぞれ示唆に富んでいます。

全体を貫く日本文化論はやや鼻につきますが、気になるほどのことはありません。

この本を読んでの最大の収穫は、「思う」という言葉についての指摘です。私もよく「思います」という言葉を何気なく使っていました。これからは少し吟味してから使うようにします。
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