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【朝日新聞】朝鮮王朝の実録を作るため 儀軌保管の理由研究

12月8日 朝日新聞朝刊 国際面より

先般、韓国に引き渡した、朝鮮王朝儀軌が日本に渡ってきた由来を追っています。引用します。

6日に韓国側に引き渡された朝鮮王朝儀軌は、なぜ日本の宮内庁に保管されていたのか。韓国では、日本が貴重な文化財を戦利品として略奪したとのイメージが残る。だが、佐賀大の永島広紀准教授らの研究で、当時の日本の宮内省が朝鮮王公族の公式記録にあたる「実録」を作る材料として、複数ある資料の一部を手に入れていたことがわかってきた。
儀軌はもともと、王室のあらゆる儀式や国の建築などを記録した資料。鮮やかな色彩の絵図入りで筆写された。王室の書庫に保存する正本のほか、散逸に備えて副本が作られ、4ヶ所に分けて保管された。
永島准教授が、佐賀県立名護屋城博物館で発見した資料によると宮内省は1920年9月19日付で、日本の植民地支配下にあった朝鮮総督府に対して、前年に亡くなった朝鮮王朝26代国王の高宗と27代国王の純宗に関する儀軌を、無償で譲渡するように依頼する文書を出していた。「四部以上現存シ事務上差支ナキモノ各一部」と指定し、日本に送っても不都合がないものを送って欲しいという配慮をしめしていた。
王族は日本の皇族に準じた扱いを受けており、宮内省は朝鮮の王朝の実録を編纂する必要があった。儀軌はそのために必要だった。
宮内省の依頼から2年後の1922年5月、儀軌は日本に渡った。
永島准教授は「略奪ではなく、目的と意図があって集められた。感情論ではなく、史実の確定はしていかねばならない」と話す。
(ソウル=箱田哲也)


この研究によれば日本に朝鮮王朝儀軌があるのは、強奪ではありません。

引き渡すにせよ、日本が不当に所有していたものではないと、日韓双方が確認した上でのこととすべきでした。あいまいなままで寄贈すれば、韓国は日本が悪いことをしていたから返還したのだ、と受け取るでしょう。(実際、そう受け取っているようです

日本政府は日韓友好のためと考えて引き渡したのでしょうが、友好にはまったく寄与していません。それどころか、双方に反感が生まれただけの結果に終わったようです。
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