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【朝日新聞】社説:センター試験―複雑さ、もう限界だ

1月17日朝日新聞の社説です。

大学入試センター試験で大きなトラブルがおきた。
 2冊配るべき問題冊子を、1冊しか配らない。そういった試験監督者の不手際が、全体の8%にあたる58会場であり、約4500人が迷惑をこうむった。
 混乱したのは、地理歴史と公民の試験だ。今回からこんな仕組みに変わった。
 2科目受ける受験生は、たとえば地理と日本史のように地歴から2科目選んでもよいし、地歴と公民から1科目ずつ選んでもよい。その2科目をまとめてひとつの時間帯で試験する。解く順番は自由だが、先に解いた科目の得点だけを使う大学もある。だから問題を2冊同時に渡す必要がある受験生がいる。
 1回聞いただけでは、のみこめない複雑さだ。それが混乱を招いた。周知期間も半年では短すぎた。
(中略)
 今回の失策だけなら、2冊に分かれた問題冊子を1冊にまとめれば再発は防げる。でも、それだけでいいだろうか。
 制度の変更にトラブルはつきものだ。英語のリスニングが始まった6年前も、機器の不具合が相次いだ。当面はこれ以上仕組みをいじらず、定着を図るべきだ。
 試験監督でさえ間違えるのだから、ころころルールが変わったのでは、受験生はおちおち勉強に打ち込めない。
 そのうえで、もっとシンプルな制度への改革を、10年単位で議論してはどうか。
 センター試験を複数回に増やす案も、かつて大学審議会などで出た。一回だけの機会に比べて、受験生の重圧を減らせる。運営側の失敗で不公平が生まれたときに取り返しをしやすくするためにも、もう一度真剣に検討したい。
 もちろん、変えるときは十分な予習時間をとろう。




ここによれば受験者は約50万人です。したがって影響を受けたのは、およそ1%になります。

会場数で割合を出すと8%になるにせよ、実態を正確にあらわすのであれば受験者の割合で表現すべきです。あえて8%という大きい数字を出してきたとしか思えません。扇情的な報道です。


>1回聞いただけでは、のみこめない複雑さだ。それが混乱を招いた。周知期間も半年では短すぎた。

試験監督が1回聞いただけでわかったつもりになってもらっては困ります。分からなければ、何回でも確認するのは当然です。そもそも大多数の試験監督は指示通りに実施できています。制度の問題を論ずる以前に、一部の人の仕事振りを問題にすべきです。


>試験監督でさえ間違えるのだから、ころころルールが変わったのでは、受験生はおちおち勉強に打ち込めない。

どの科目が選択科目として認められるのかがころころ変わるのでは受験生は大変です。しかし、問題用紙を同時に配るか別々に配るかといったことは受験生には関係ありません。試験監督がプロ意識をもって努めればよいだけです。

ミもフタもない話ですが、制度が悪いのではなく、試験監督の問題だったように思います。
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