FC2ブログ

【本】「英語公用語」は何が問題か


「英語公用語」は何が問題か (角川oneテーマ21)「英語公用語」は何が問題か (角川oneテーマ21)
(2010/11/10)
鳥飼 玖美子

商品詳細を見る

ビジネス界をはじめとして検討が進む「英語公用語」に対して、大学教授で同時通訳者の著者が多角的に分析し批判した書です。

著者の主張は明快かつ論理的で説得力があります。日本人同士が英語で仕事の話をするのは非常に困難ですし、無理に推し進めれば害があります。完全に同意できます。

しかしこの主張が、社内で英語公用化を進めている経営者に届くことはないでしょう。彼らは自分の信念で部下が苦労することを当然と考えているように見えます。日本人同士で英語を使っていることで仕事に間違いが生じても、それを英語公用化の弊害とは認識せず、部下の個人的な資質のせいにするような気がします。社内英語公用語化のニュースを聞いて、ああいう会社に勤めていなくてよかったと心底思ったものです。

公用語について以外では、P114の語学の勉強方法が参考になります。著者は一つの方法にこだわるな、と主張しています。

結局のところ、ひとつのメソッドにすがるのではなく、あれこれ試した上で自律的に判断し、自分に合った方法を選択して努力するしかない。努力は欠かせないが、苦しくても頑張るという精神論では英語学習は続かない効果はあがらない。自分の性格や置かれた状況に見合った方法を見つけ、無理なく続けることだろう。


たいへんためになる識見だと思います。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle