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【映画】TIME/タイム


人間が25歳で成長を止め、残り寿命のやり取りが可能になった未来。人間は、事実上の不老不死を得た特権階級と、ぎりぎりの寿命を延ばすための労働を強いられる階級に分かれました。主人公は、この「不条理な世界に立ち向かいます。

特別に大スターが出ていないのに劇場は満員でした。設定の魅力が影響したのだと思います。

どういうストーリーなのか期待度大でした。しかし、物語は意外な展開をはじめます。寿命を奪ったと警察に誤解された主人公は大立ち回りを演じ、富豪の娘を人質に逃走。寿命の銀行を襲っては貧民に配り出します。つまりただのアクション映画です。悪い意味で意外な展開でした。

部分的には、寿命を賭けたポーカー・寿命の質屋など面白い設定が散らばっていますが、単純なアクション映画の中で描かれると、お金を寿命に置き換えただけのことになってしまっています。

一番わからないのは、特権階級が大衆の寿命を盗んでいる、という設定です。医療の進歩を受けられる人とそうでない人の違いではなく、「盗む」という行為があるようです。しかし説明がありません。めんどうくさいと思って説明を省いたのでしょうか。

主人公の父親と警察官にはなにかの因縁があるようですが、具体的には触れていません。触れる気がないなら、因縁話はやめればよいと思います。

寿命を賭けたバトルもよくわかりません。父親譲りの技を繰り出しますが、ただの腕力勝負に見えました。あの技がどういう効果をもったのか分かりませんでした。

警官が最後に寿命切れで死ぬのも変です。つねにギリギリの寿命で数十年生きてきたのですから、いまさらそんなうっかりミスをするのは考えられません。

警察が乗り出してこなければ、主人公はどうやって特権階級と戦うつもりだったのでしょうか。まさかギャンブルで勝ちまくって、というわけではありますまい。なにか策があったのだと思います。その展開の方こそ観たかったです。

もう少し考えてくれたら面白い映画になったと思います。せっかくの設定を生かしきれませんでした。
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