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【朝日新聞】窓:論説委員室から「司令部壕の説明版」

3月6日 朝日新聞夕刊の窓:「論説委員室から」に「司令部壕の説明版」というコラムが載りました。

世界遺産である那覇市の首里城跡の地下に、沖縄戦を指揮した旧陸軍の第32軍指令部壕があることは、どれほど知られているだろうか。
内部の崩落が激しく、危険で一般公開できないため、今月、入口に説明版をおく。その説明文から「慰安婦」という文言と、日本軍による住民虐殺についての記述をなくすことを沖縄県が決めた。
説明文の文案は有識者でつくる検討委員会がまとめた。昨年11月の検討委では、全委員が記述に賛成して、県側からも異論はなかった。しかし最終段階で、仲井真弘多知事が削除を決めたという。
「慰安婦と住民虐殺についてさまざまな証言があり、県として事実の確証がもてなかった」と、県の担当者は説明する。
史実に基づく記述にこだわった研究者らが記録や証言を踏まえて盛り込んだ文言を、検討委との協議もなしに削るとは乱暴すぎる。
壕内に慰安婦がいたことや住民虐殺があったことは、第32軍の高級参謀が書いた「沖縄決戦」をはじめ資料や証言が数多くあるのだ。それでも知事は、検討委が決める文言の復活を否定している。
削除を急がず、資料を踏まえて検証し、対応すべきだ。沖縄戦の本質を遠ざけかねない知事の姿勢は禍根を残す。
(大矢雅弘)


大矢氏はおかしなことを言っているように思います。

検討委員会の委員は「有識者」とありますので、政治家ではないのでしょう。一方、沖縄県知事は選挙で選ばれています。有識者に検討を依頼したのなら、その意見はできるかぎり尊重すべきだとは思います。しかしながら、最終判断は、民意に基づいて選ばれた政治家がすべきです。有権者がその判断を受け入れないのであれば、次の選挙で落ちるでしょう。それが民意の反映です。政治家の判断よりも検討委の決定を上に置いてはいけません。

たとえ史実であったにせよ、史跡の説明書きにすべての事実を書かねばならないという法はありません。説明版は政治信条を開陳する場ではありませし、説明版の文言で政治闘争を繰り広げるべきではありません。日本軍の行為を問題にしたいのであれば適切な場で行うべきです。

なお、慰安婦がいたのが事実だったとしても、司令部の地下壕に慰安婦も避難させたというのは、決して日本軍の暗部ではありません。むしろ人道的な行いと賞賛されるべきだと思います。
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