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【アニメ】どろろ/どろろと百鬼丸


どろろ Complete BOX [DVD]どろろ Complete BOX [DVD]
(2008/07/23)
手塚治虫

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Gyaoにて視聴。

1969年の白黒作品です。

原作は手塚治虫。未読です。

生れ落ちる前に、父親によって四十八の魔物に体の部位を差し出された百鬼丸。青年となった百鬼丸は、孤児のどろろとともに、体を奪い返すために魔物退治の旅にでます。魔物を一体滅ぼす旅に、体の一部を取り戻していく、という話です。

いくつか不可解なことがあります。

魔物から体を取り返しても、視聴者から見て百鬼丸の見た目も能力も変化しません。眼を取り戻さなくても、超能力のようなもので目が見えているのと同然でした。他の体の部位も同じです。戦闘力に違いがでるわけでもなく、見た目も変わらないとあれば、何のために苦労して魔物退治をしているのか、よくわかりません。

魔物が百鬼丸の体を欲した理由もわかりません。時代は戦国の世で、死人がうようよしています。契約までして、赤ん坊の体の一部をもらって何がしたかったのでしょうか。またあれだけの力のある魔物ですから、人の体が欲しいのであるなら、父親(醍醐景光)の承諾など必要なしで奪えるはずです。魔物たちが十数年にわたって貰った体の一部を何かに利用しているという話もありませんでした。

子の体と引きかえに天下を欲したはずですが、魔物たちは醍醐景光の天下取りに協力している気配すらありません。醍醐景光もそれに不平を言っている様子がありません。

最終回も奇怪なものでした。いままで滅ぼしたとばかり思っていた47の魔物は実は本体は無事であるかのようなシーンがあります。また48番目の魔物が百鬼丸の実の父親であるという話もあれば、父親(醍醐景光)の体はすでに魔物に奪われているという話もあります。明確な回答を出さないまま物語は終わりました。

以下は、私の仮説です。

47(あるいは48)の魔物の狙いは、そもそも百鬼丸ではなく、父親(醍醐景光)の方にあったと考えてはどうでしょうか。父親に子供を売らせるという背徳的な行為を強い、次に生まれた跡取り息子を、その子供(百鬼丸)に殺される、という状況に追い込むことで、地位の高い武将に何かをしたかったのではないでしょうか。つまり、百鬼丸が魔物退治の旅に出ることも、魔物たちの予定に入っていたと考えられないでしょうか。

さて、そう考えると、最終的に魔物は目的を阻止されたのでしょうか?もしかしたら、この結末も魔物たちの予定通りだったのかもしれません。

なお、どろろが女の子であるというのが最終回に明かされますが、特に物語上の意味があるわけではなく、唐突すぎます。伏線があったわけではないので騙された爽快感もありません。余計な設定だったように思います。

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