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【朝日新聞】「OTAKU」ドバイで旋風

朝日新聞の記事です。ドバイでの日本サブカルチャーの報告です。

 肌をすっぽり民族衣装で覆った男女が行き交うアラビア半島で、日本発のコスプレが人気だ。拠点はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ。中東各地から押し寄せる「OTAKU(オタク)」たちがコスプレ大会を開き、メード喫茶もできた。
(略)
 テレビ放映やネットを通じて、もともと中東での日本アニメの認知度は高い。それがここ数年、フェイスブックなどソーシャルメディアの普及でファン同士が自ら結びつくようになり、ヒトやモノが行き交う中東の「ハブ」となっているドバイでイベント開催などが活発化した。
 アニメイヘムを主催したファンのサークル「ドバイアニメクラブ」の会員は今や約2千人を数え、隔月でイベントを開く。東日本大震災後には、日本への励ましのメッセージをつづるイベントも開いた。
 2008年に開店の紀伊国屋書店ドバイ店も中東でのOTAKU文化の普及を下支えしている。海外店では最大の店舗面積を誇り、英訳マンガ約1万4千冊をそろえ、約300体のフィギュアも展示している。「OTAKU」と名付けたコーナーには、画集や限定版も並ぶ。
 単行本は1冊700円前後と日本の倍近いが、サウジやカタール、オマーンなど周辺国からやって来て30~40冊まとめ買いする人も多いという。
 同店の大木昌享(まさたか)係長(30)によると、コスプレ本は「ものすごい人気」、フリルなどを使った「ゴシックロリータ」の関連本も「いつの間にか完売している」。英訳を待ちきれずに日本語版を買う熱心なファンも少なくないという。
 UAEの女子高校生グダ・ハッサンさん(17)はドバイ店にほぼ毎週通う。クラスで回し読みがはやっているといい、「『デスノート』はクラス全員が読んでいる」という。カタールから来た電気技師の男性ファイサル・アレッサさん(30)は、日本のアニメDVDを「1万本は買った」と明かす。
 大木さんは「日本のマンガは単純な善悪の二項対立ではなく、多様性を認めるところがイスラム教徒に支持されているのではないか」とみる。
(略)
ドバイ=村山祐介)
     ◇
〈紀伊国屋書店ドバイ店の8月の売れ筋マンガトップ10〉
1位 ★NARUTO57巻
2位  バットマン「ナイトフォール1」
3位 ★NARUTO56巻
4位 ★黒執事10巻
5位 ★NARUTO公式キャラクターデータブック
6位 ★ワンピース1巻
7位 ★電撃デイジー10巻
8位 ★バクマン。13巻
9位  バットマン「キリングジョーク」豪華版
10位 ★ワンピース62巻
注)★は日本作品。いずれも英語版



ヨーロッパで日本のマンガやアニメが一部の好事家に受けているというのは知っていましたが、ドバイでは「『デスノート』はクラス全員が読んでいる」というほど一般的な人気というのは驚きました。


この記事で一番気になったのが、「日本のマンガは単純な善悪の二項対立ではなく、多様性を認めるところがイスラム教徒に支持されているのではないか」という意見です。
イスラム教に詳しいわけではありませんが、私の知る限りイスラム教は、キリスト教と同じく一神教のユダヤ教がもとになっています。したがって、基本の考えは「善悪の二項対立」のはずです。支配的な考えが「善悪の二項対立」だから、多様性がある日本のマンガが受ける、ということなのでしょうか。それともイスラム教は、実は、「善悪の二項対立」ではない考えを持っているのでしょうか。ちょっと謎です。


「紀伊国屋書店ドバイ店の8月の売れ筋マンガトップ10」は面白い資料ですが、8月だけだと傾向がつかめません。せめてこの一年くらいのトップ10でないと、特定のマンガに人気が集中しているのか、上記の作品が8月に発売された、というだけのことなのか分かりません。


三十歳の電子技師がアニメのDVDを1万本買ったというのも驚きです。1本いくらで売っているのか分かりませんが、一本3000円だとしても3千万円は出費しています。いくら金満国家でも30歳でそこまでの買い物ができるものなのでしょうか。非常に不思議です。
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