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【本】スリープ村の殺人者


スリープ村の殺人者 (SHINJUSHA MYSTERY)スリープ村の殺人者 (SHINJUSHA MYSTERY)
(2006/10)
ミルワード ケネディ

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1932年のミルワード・ケネディの推理小説です。

のどかな田舎が舞台です。

愉快なのは、他の推理小説の探偵について言及しているところです。

さて、お次はロジャー・シュリンガムとピーター・ウィムジー卿の出番だろうか。ただ、この二人は少々スコットランドヤードの手を借りたいと言い出しそうだ。そのくせ、最後には、二人とも、スコットランドヤードがまるっきり何も分かっていないことを証明してみせるのだ。とにかく、この二人は使えそうもない。ああした饒舌ぶりでぺらぺらやられたら、継父は間違いなく発狂する。ポワロもだめ。大佐は外国人---とりわけベルギー人が大嫌いだ。ウィルソン警視(コール夫妻作)は思慮深いものの、腰が重い。フレンチ警部は?---そう、これはフレンチ警部好みの事件かもしれない。何しろ、問題のポーチには弩級戦艦並みのアリバイがあるのだから。ただ、今回の事件の場合は、さすがのフレンチも途方に暮れることだろう。アンスティスはかぶりを振った。ここはどう見ても、継父の同輩である大佐たちの出番だ。例の二人をいっぺんに雇えば、これほどすばらしいことはない。つまりゲスリン(フィリップ・マクドナルド作)が「ロンドンの某氏」に電話して決定的な手がかりを入手する(ただし、自分の胸一つに収めておく)一方で、善良なゴア老人(リン・ブロック作)はのんびりとその辺をうろつき回る。そのうちにある人物(今回の場合は、例のちんぷんかんぷんのメイド)思いに沈んだ面持ちでやって来て、ゴア大佐に正解を教えてくれる


特に、他の作家の作品を評価しているわけではなく、お仲間にむけたジョークのように感じました。

後味の悪くない作品でした。


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えいび

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