FC2ブログ

【朝日新聞】朝日新聞投稿者に嫌がらせ ネットに個人情報、不審電話

6月28日朝日新聞朝刊 社会面に「朝日新聞投稿者に嫌がらせ ネットに個人情報、不審電話」という記事が載りました。

朝日新聞の投稿者の住所や電話番号が特定されネットにさらされたことで、自宅や勤務先に無言電話や嫌がらせ電話が複数件あったことを伝えています。ひどいのになると午前3時に自宅に嫌がらせ電話があったとのことです。

この件に関して、朝日新聞東京本社の声編集長・阿部俊幸氏の意見を引用します。

新聞の投書欄に投稿した人の個人情報をネット上でさらし、嫌がらせの電話などをするのは卑劣です。言論の封殺につながりかねません。
 こうした行為には、自分の考えと少しでも違う意見を排除しようとする悪意を感じます。異なる意見があるのなら、匿名で個人を傷つけようとするのではなく、堂々と述べるべきです。「声」欄ではこれまでも、消費税増税反対や原発推進といった、社説とは異なる主張も掲載してきました。
 私たちは、今後も書き込みが確認できたサイトには削除を要請していきます。今回のことに対応するため、編集部内にチームをつくりました。相談の窓口となり、投書した人たちをしっかり支えていきます。
 投書した人が住む地域や年齢、職業は、発言する人の立場を伝える重要な情報です。匿名の投書では無責任な意見が増える心配があります。実名で安心して意見を言える場、そして社会を守っていくことが大切だと考えます。


基本的には阿部氏の意見に同意します。気に入らない意見だからといって嫌がらせの電話を自宅にまでするのはどうかしています。言論には言論で対抗すべきです。また、意見への反論を目的としても、論争相手を傷つけるのを目的とすべきではありません。

しかし、残念ながら、世の中には言論のルールを守れない人は一定数存在します。限られた個人情報から詳細な住所や電話番号をつきとめるのも今の時代全く不可能ではありません。一度、個人情報をさらされたら、後から削除要求をしても手遅れです。サイトへの削除要求や相談窓口を作っただけでは解決しません。

朝日新聞は、投書欄に実名・地域・年齢・職業を載せる原則を見直すべきだと思います。

朝日新聞でも多くの記事が匿名で書かれています。新聞社という組織に守られているにも関わらず、記者には匿名が許されています。「経済気象台」のように外部の人に匿名で文書を書かせている欄もあります。投書欄にだけ個人情報が必要だという理屈は成り立ちません。

そもそも、投書者は新聞社の編集部に名前や連絡先を伝えています。そこから編集部で精査して一部が投書欄に載る仕組みです。「匿名の投書では無責任な意見が増える心配」は杞憂に過ぎません。実際には「匿名」ではないのですから。

意見の背景を知らせるために職業や年齢を見せたい、という意見はわかります。しかし実名までは必要ありません。

朝日新聞はかたくなな態度を改め柔軟な方針をとるべきです。これは投書者を守るためであって、嫌がらせ電話に屈するということではありません。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

sidetitleプロフィールsidetitle

えいび

Author:えいび
日々の出来事、映画やアニメの感想です。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle