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【アニメ】翠星のガルガンティア


翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 2翠星のガルガンティア Blu-ray BOX 2
(2013/09/25)
石川界人、金元寿子 他

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面白かったです。最終回は感動しました。

目についたのは、海賊の話とクジライカの話という同一の構造のものが繰り返されたことです。レド少尉が地球の習慣を無視して海賊やクジライカなりを攻撃し、地球人が動揺・混乱する、という構造です。

レド少尉にも視聴者にも分かっていませんでしたが、地球の一般人と海賊との間には阿吽の呼吸でどこまでやっていいかが決まっていたようです。このタブーを破ったために、ガルガンティアは海賊からの総攻撃を受けることになります。この危機を解決したのは、死者こそ出さないようにしましたが戦力による圧倒です。

つまり、地球人側は共存共栄の信条ではなく、レド少尉の思想(敵は力でねじ伏せるという思想)が優勢的になりました。(死者を出さないようにしているので、単純にレド少尉の思想が勝ったとは言い切れませんが)

次にクジライカです。海賊との交戦の経験は、クジライカとの遭遇したレド少尉になんの影響は与えていません。即刻攻撃を開始しています。

クジライカを攻撃してはいけないと地球人が考えているのは、宗教的感情です。はっきり言えば単なる迷信です。実際にガルガンティアはクジライカに復讐されませんでした。

そのため、クジライカのエピソードのあと、クジライカの巣にある宝を狙って船団の分裂がおきます。クジライカを殺しても祟りはないと、一部の地球人が考えだしたからです。

ここではっきりしました。この「翠星のガルガンティア」という話は、異常な体制で育ったレド少尉が地球人に影響されて人間性を取り戻す、というのとはちょっと違うもののようです。

レド少尉も変わりましたが、地球人も変わりました。

中盤でレド少尉は、自分がヒディアースを地球に招いたのではないかと心配する場面がありました。結局、ヒディアースを持ってきたというのは事実ではありませんでしたが、思想の変化を地球に持ち込んでしまっています。最終回の以降、地球人はそれまでの牧歌的な暮らしを続けられるのか、かなり疑問です。

ちょっと分からなかったのは、敵とはいえ海賊を殺すのをためらわなかったレド少尉が、ヒディアースの正体が人間だけだと知ってなぜあれほどに惑乱したかです。この件では、チェインバーの言っていることの方が真っ当に聞こえました。これはちょっと分かりませんでした。

全体として評価すると良作です。深い作品でした。
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