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【朝日新聞】テレビが作る空気に勝てない

8月3日朝日新聞オピニオン欄。ネットの選挙解禁について、ネットニュース編集者・中川淳一郎氏の「テレビが作る空気に勝てない」

 ネット選挙解禁で、浮かれる人たちがたくさん出ました。選挙報道の新たな切り口を見つけたマスコミ、特需を期待した広告、PR会社。あとは無邪気にネットの可能性を信じている人たち。要は、何かが変わると言いたい人たちが騒いだだけです。
 ネットは、自分の見たいものだけを見られる世界です。例えば韓国が嫌いな人のツイッターやサイトには、同じような人ばかりが集まるから「日本人は全員、韓国が嫌い」みたいな意見が世の中のすべてのように考えてしまう。
(略)
 安倍晋三首相のフェイスブック(FB)は絶賛コメントで埋め尽くされていました。逆に民主党の海江田万里代表、当時の細野豪志幹事長のFBは悪口が並んでいた。僕は組織的な力が働いたとにらんでいますが、とにかく安倍さんの気分を高揚させ、海江田さん、細野さんを落ち込ませる効果があったのは間違いない。安倍さんは見たいものを見て、民主党の2人は見たくないものを見せられた。そんなケースもありました。
(略) 


ネットでは同質の意見に集中しやすいのは事実だと思います。しかし、ネットで読んだ意見を普遍的なものと考えるのは、知性に問題があります。例えば、私はアニメ関連のblogをよく読みますが、「日本人は全員、アニメが好き」などと誤解したことはありません。そんな風に思ったとすれば、その人が愚かなだけです。愚か者はどこにもいますが、ネット空間だけにいるわけではありません。

安倍首相と民主党代表・幹事長のフェイスブックの件で、中川氏は「組織的な力が働いたとにらんでい」るそうですが、根拠が示されていません。陰謀論の類かと思います。そのことは置くとしても、ネットのメッセージによって政治家を勇気づけたり、落ち込ませたというのなら、ネットには従来のマスコミにはない可能性があることを意味します。

中川氏は、ネットを軽視しつつ敵視するという、相容れない主張をしているように見えます。

私自身は、選挙でのネット活用は手段の一つであり、街頭演説やポスターといったものと並行して使えばいいものだと思っています。他の手段にとってかわると考えるのも無茶ですが、無視や軽視するも乱暴だと思っています。活用すべきツールがひとつ増えたと考えるのが妥当だと考えます。
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